「就活証明写真は、スピード写真機で撮ると落ちるらしい。」

そんな話を聞いて不安に感じていませんか?

撮影方法によって本当に合否が決まるのか、どんな写真が落ちやすいのかと気になっていることでしょう。

この記事では、スピード写真機で撮った写真では落ちるのかどうかの答えと、スピード写真機で撮影するメリットとデメリットについてまとめています。

ぜひ最後まで読んで、就活に最適な証明写真を撮影してください。

📖目次

就活写真での第一印象は重要

就活証明写真は、面接時の本人確認に使用されるほか、書類選考であなたの見た目や雰囲気を企業に伝えるという役割があります。

最初に目に入る証明写真があなたの第一印象になるため、就活に適した身だしなみや表情で撮影に臨みましょう。

面接であれば、受け答えや立ち居振る舞いでアピールすることができますが、書類選考では書類の内容と証明写真に頼るしかありません。

まずは面接に駒を進めるため、書類選考で「この人に会ってみたい」と思われるように気を配りましょう。

どうしたら好印象を与えられるかを考え、身だしなみや撮影方法を決める必要があります。

スピード写真機で撮った就活証明写真で落ちる?

書類選考や面接では、「スピード写真機で撮影した証明写真だから」という理由で落ちることはありません。

一般的に、証明写真の撮影方法や撮影場所が合否の基準になることはないので、安心してください。

ただし、以下のような証明写真を使用した場合には、合否に関わるケースもあるので注意が必要です。

  • 画質が悪く応募者の顔がよく分からない
  • 就活写真にそぐわない格好をしている
  • 写真が折れ曲がっていたり汚れていたりする
  • 証明写真の要件に沿っていない など

ひと昔前のスピード写真機は画質が悪いことが多く、写真全体が暗くなってしまったため、就活写真には適さないと考えられていました。

ただし、最近では、スピード写真機の性能も良くなっているので「暗い」「画質が悪い」といった仕上がりになることは少なくなっています。

スピード写真機で撮影する証明写真には、メリットとデメリットがあるため、それぞれを知った上で利用するとよいでしょう。

スピード写真機で撮影するメリット

以下、スピード写真機で証明写真の撮影をする3つのメリットについて詳しく解説します。

  • コストが低い
  • 設置場所が多い
  • 気軽に撮影できる

コストが低い

スピード写真機は、一般的に700円~1,000円程度で撮影ができ、6枚程度の証明写真がプリントできます。

肌補正やデータのダウンロードができる機種もあり、これらのサービスに追加料金が1,000円ほどかかるケースもあります。

写真館やスタジオでの撮影が、プランによっては10,000円前後の費用がかかることを考えると、かなり安く抑えられるのが利点です。

ただし、焼き増しのたびに料金がかかるので、たくさんの枚数が必要になる場合には、予定以上の費用がかかることを念頭に置いておきましょう。

設置場所が多い

スピード写真機は以下のような場所に設置されていることが多いです。

  • 駅の構内
  • デパート
  • スーパーマーケット
  • ショッピングモール

トイレがある施設に設置されていることが多いので、撮影の直前に身だしなみをチェックすることも可能です。

屋外に設置されていることも多く、施設の営業時間外でも利用できるので、早朝や深夜など自分の都合の良い時間に行き、撮影することができます。

気軽に撮影できる

スピード写真機は、気軽に撮影できるのが大きなメリットで、人に見られていると緊張してしまうような人にはピッタリです。

カメラの前に座ればすぐに撮影が始められるため、撮影に時間がかからないのも忙しい就活生には嬉しいポイントでしょう。

また、スピード写真機は予約の必要がないため、予定や体調に左右されず好きなときに撮影できます。

スピード写真機で撮影するデメリット

スピード写真機で撮影するデメリットについても知っておきましょう。以下、2つのデメリットを解説します。

  • データがダウンロードできない場合がある
  • ミスに気付きにくい

データがダウンロードできない場合がある

画像データをスマホにダウンロードできる機種がある一方で、ダウンロードに対応していない機種もあるため注意しましょう。

データをダウンロードできない機種では、焼き増しが必要な場合には新たに撮り直さなくてはなりません。

スキャナーやコンビニのコピー機でデータ化や焼き増しをすることが可能ですが、手間がかかって面倒だと感じる人は、画像データのダウンロードができる機種を選びましょう。

ミスに気付きにくい

スピード写真は一人で撮影に臨むため、人目がなく気軽に撮影できる半面、ミスに気付きにくいのが難点です。

プレビュー画面では良いと思っても、プリントされた写真を見たら「ネクタイが曲がっていた」「姿勢が悪く見える」といったことに気付くことがあります。

ミスに気付いた場合は、新たに撮り直すか、自身でデータを修正する必要がありますが、レタッチは慣れていないと不自然な仕上がりになるので慎重に行ってください。

表情や身だしなみの違和感は、自分では分からないことがあるので、提出する前に人に見てもらうことも大切です。

好印象を与える写真を撮る方法

証明写真を撮影する際には以下のことに気をつけ、相手に与える印象を意識して撮影しましょう。

  • 身だしなみ
  • 表情と姿勢

身だしなみ

一般的に、就活の証明写真は「黒」か「濃紺」で無地のスーツを着用し、下に白のワイシャツを着ます。

スピード写真機ではバストアップの写真しか撮れないので、足元はとくに気にする必要はありません。

表情がしっかり分かることが大切なので、眉毛、目、耳が見える髪型を意識し、だらしない印象を与えないようにセットしましょう。

メイクはナチュラルメイクを心がけ、健康的で清潔感のある人物だと思ってもらえるように身だしなみを整えてください。

表情と姿勢

撮影時には、カメラを真っ直ぐ見て背すじを伸ばし、少しだけあごを引くと良い姿勢になるので試してみましょう。

スピード写真機の椅子は、ベンチタイプと丸椅子タイプがあり、丸椅子はクルクルと回すことで高さが調節できるので、自分の身長に合わせて高さを変えてください。

表情は、「歯の見える笑顔」でも「真顔」でもなく、「自然なほほ笑み」になるよう意識します。

いつもより少しだけ目を開き、口角を上げましょう。

このとき「甘い」「寒い」など、「い」で終わる言葉を言ってから下唇を閉じると、自然に口角が上がるのでおすすめです。

写真館で撮った方が良いケース

アナウンサーやエアライン、アパレル業界への応募では、証明写真だけでなく全身写真の提出を求められるケースがあります。

スピード写真機は、バストアップ写真の撮影しかできないため、全身写真が必要な場合は写真館で撮影するとよいでしょう。

このほか、身だしなみやメイクに自信がない人にも、写真館での撮影をおすすめします。

写真館や写真スタジオでは、身だしなみや撮影時の表情などについてアドバイスが受けられ、クオリティの高い証明写真を撮影することができます。

また、就活用のヘアメイクを提供しているお店もあるため、メイクやヘアセットが苦手な人でも安心して撮影に臨めるでしょう。

就活証明写真では好印象を与えよう

スピード写真機で撮影した証明写真だという理由で、不採用になったり落選したりすることは落選ありませんが、不適切な写真だと判断された場合には合否に関わる場合もあるので注意が必要です。

就活にふさわしくない服装や、要件に合っていない写真では良い印象を与えられません。

撮影の前に、身だしなみや要件をしっかり確認しましょう。

スピード写真機は、気軽に証明写真が撮れて費用も安く抑えられますが、身だしなみのチェックから仕上がりの確認まですべて自分で確認しなければなりません。

撮影に不安を感じる人は写真館やスタジオで撮影するのがおすすめです。

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就活写真.com編集部

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