Webエントリーシートに必要な証明写真は、どうやって用意すれば良いの?とお悩みではありませんか?
Webエントリーでは、パソコンやスマホを用いて応募するため、写真の画像データを用意しなければなりません。
書類用の証明写真とは異なる部分があるので、データを作成する前に違いを把握しておく必要があります。
この記事では、Webエントリー用の写真について、知っておくべき基礎知識を解説します。
ぜひ最後まで読んで、Webエントリーに適切な写真を用意してください。
目次
Webエントリーシートに証明写真は必要?
最近では、エントリーする際に証明写真の提出を求めない企業も増えてきましたが、まだ多くの場合で証明写真が必要になります。
証明写真に関する記載がない場合でも、「証明写真不要」と指定されない限りは、証明写真を添付またはアップロードしましょう。
書類選考では、エントリーシートや履歴書の内容のみで、応募者の人柄や適性を判断しなければなりません。
その中で、証明写真はあなたのビジュアル情報を伝えられる唯一の手段になるため、できるだけ良い印象を与えられる写真を選んでください。
写真の出来や見た目で合否が決まることはありませんが、より好印象を持ってもらうため、Webエントリーの写真について基本的なルールやマナーを知っておく必要があります。
Webエントリー写真の基礎知識①身だしなみ
身だしなみは「社会人の基本的なマナー」とされるため、TPOに合わせた格好で撮影に臨んでください。
自分を良く見せることより、写真を見た人が受ける印象を意識して、身だしなみを整えましょう。
- 服装
- 髪型
- メイク
服装
証明写真の服装は、基本的に「黒」または「濃紺」で無地のスーツを着用し、中に白いワイシャツを合わせます。
サイズの合っていないスーツ、汚れやシミのあるシャツでは、だらしない印象を与えてしまうので注意してください。
また、ネクタイは派手な色や柄を避け、「真面目」「社交性」など企業が求めている人材のイメージに合わせたデザインのものを選ぶことがおすすめです。
業種や勤務形態によっては「スーツ以外」と指定されることもありますが、カジュアルすぎると不適切と思われる可能性があるため、ジャケットやカーディガンを羽織って撮影しましょう。
髪型
前髪が目にかかっていたり、輪郭が隠れてしまったりする髪型は、暗い印象を与えてしまうため避けた方がよいでしょう。
また、おくれ毛スタイルや無造作ヘアも、だらしない印象を与える可能性が高いので、就活証明写真の撮影では避けてください。
おしゃれさよりも、「清潔感」や「フレッシュさ」をアピールできる髪型になっているかを意識して撮影に臨みましょう。
メイク
証明写真の撮影では、企業に好印象を持ってもらえるよう、普段と違うメイクをすることが求められます。
目を大きく見せるアイメイクや、唇をふっくらさせるリップなど、顔を華やかに仕上げるのではなく、「健康的に見えるメイク」を心掛けましょう。
チークとリップの色は統一し、ピンク系かオレンジ系のカラーを選ぶのがおすすめです。
男性も、肌トラブルや青ヒゲが気になる場合にはメイクが有効で、男性用の化粧品を使えば違和感なく仕上げることができるでしょう。
Webエントリー写真の基礎知識②サイズと拡張子
Webエントリーシートに必要な写真は、印刷用のデータのままだと大きすぎてアップロードできないケースがあるので気をつけましょう。
- サイズ
- 拡張子
サイズ
エントリーシートや履歴書に貼る証明写真のサイズは、一般的に「縦4cm×横3cm」です。
Webエントリーでは「cm」ではなく「px(ピクセル)」で、サイズ指定されるので、必要であればリサイズしましょう。
以下の例のように、印刷用データと同じ比率である「4:3」に設定するのがおすすめです。
- 縦560px × 横420px
- 縦600px × 横450px
エントリーシートによって指定されるサイズは異なりますが、指示がない場合は上記のサイズで用意すれば問題ありません。
拡張子
サイズ変更した証明写真の拡張子は、必ず「jpeg」または「png」で保存してください。
Webエントリーでは、書類と別に証明写真をアップロードするケースがあり、拡張子やファイル名について指定されるので、画像データの要件をしっかり確認しましょう。
ファイル名の指示がない場合は、分かりやすいように「氏名_大学名.jpg」にしておけば安心です。
最近では多くの企業がWebエントリーを受付けているため、必要な画像データが手元にない場合は新たにデータを作成する必要があります。
Webエントリー写真の基礎知識③データ化
証明写真のデータがない場合は、以下の方法でデータ化することが可能です。
- 写真館で撮影する
- スピード写真機で撮影する
- スマホで撮影する
- スキャナーで取り込む
写真館で撮影する
写真館やスタジオで撮影すると、証明写真をデータ化し「CD-R」や「USBメモリ」で受け取れるほか、スマホでダウンロードできるケースもあります。
別料金になる場合がありますが、トリミングやリサイズにも対応してくれるお店があるので、相談してみましょう。
スピード写真機で撮影する
スピード写真機でも画像データが作成できる機種があり、期限内であれば何度でもスマホにダウンロードでき、必要なときにプリントできます。
多くの場合で専用アプリが必要になるほか、期限が過ぎるとダウンロードできなくなるので注意が必要です。
スマホ撮影する
スマホで撮影すれば、すぐにデータ化されるので便利ですが、機種やOSのバージョンによってはjpeg以外の拡張子で保存されるので、利用前に確認しておきましょう。
また、クオリティの低い証明写真にならないよう、撮影の仕方を工夫する必要があります。
スキャナーで取り込む
証明写真を以下の方法でスキャンすることでデータ化が可能になります。
- 家庭のスキャナー
- コンビニのコピー機
- スマホアプリ
スマホアプリを利用する場合、機種や撮影の仕方によって「画質が悪くなる」「ブレる」といったトラブルが起こるので気をつけましょう。
あなたらしい写真が必要な場合
エントリーシートでは、証明写真だけでなく「あなたらしい写真」が必要になるケースもあります。
あなたらしい写真は、企業があなたの人柄を知るために用いるため、以下のような写真を選ぶと良いでしょう。
- 自分一人または中央に写っていて見つけやすい
- 自分の魅力や強みがアピールできる
- 経歴を証明できる
ガクチカや自身の強みをアピールできる写真がおすすめで、状況を的確に説明できる写真であれば、趣味やサークル活動中の写真でも構いません。
ただし、飲酒や喫煙、ギャンブルシーンなど、見る人によって不快感を覚えるような写真は避けるのが賢明です。
Webエントリーシートの証明写真はどこで撮るべき?
Webエントリーシートの証明写真は、写真館や写真スタジオで撮るのがおすすめです。
多くの場合で画像データを作成してもらえるため、撮り直したりスキャンしたりといった手間がかかりません。
スピード写真機やスマホ撮影に比べると費用がかかりますが、撮影時に身だしなみや表情についてのアドバイスが受けられるのでクオリティの高い写真を撮ることができます。
ただし、写真やデータを受け取るまでに時間がかかるケースがあるため、「今すぐ証明写真が必要」という人には不向きです。
Webエントリー写真の基本を押さえて就活に臨もう
書類選考では、エントリーシートや履歴書に書かれた内容のみで応募者のことを判断しなければならないため、写真も重要な判断材料になります。
Webエントリーでは、証明写真のデータが必要になりますが、紙の書類と異なるサイズで写真を提出しなければならないため、要件をしっかり確認しましょう。
データが手元にない場合は、新たに撮影したり現像済みの写真をスキャンしたりしてデータを作る必要がありますが、写真館で撮影するとデータ化してもらえるのでおすすめです。
証明写真はビジュアル情報を伝えるだけでなく、マナーやルールが守れる人物であるというアピールもできるので、ぜひWebエントリー写真の基本を抑えて就活に臨んでください。
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就活写真.com編集部
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