企業への応募は、紙の書類で提出するケースとWebエントリーのパターンに分かれているため、「証明写真が何枚必要なのか分からない…」と頭を悩ませていませんか?

必要な枚数は人によって異なりますが、途中で「証明写真が足りない!」と慌てるような事態を避けるため、自分に必要な枚数を把握しておきましょう。

この記事では、就活に必要な証明写真の枚数について解説するとともに、使用時の注意点もまとめています。

Webエントリーについても触れているので、撮影前に確認しておきましょう。

📖目次

就活証明写真は多めに用意する

最近ではWebエントリーが多くなっていますが、まだ紙の書類で応募しなければならない企業も少なくありません。

履歴書とエントリーシートの両方に写真が必要になるケースもあるため、就活証明写真は、応募企業数の7割程度を目安に用意するとよいでしょう。

たとえば30社に応募する予定だとしたら、最低でも20枚は用意しておくと安心です。

紛失や破損に備え、予備として10枚程度準備しておくのもおすすめです。

企業に応募する際の要件をしっかり確認し、証明写真を何枚現像すれば良いのか計算して、不足のないように用意してください。

また、Webエントリーでは写真データが必要になるため、現物と合わせて必ずデータも用意しておきましょう。

証明写真が足りなくなったら

画像データがある場合は現像が簡単ですが、ない場合には新たに撮り直すか、以下の方法でスキャンしてデータ化したものをプリントする必要があります。

  • 家庭用のスキャナー
  • コンビニのコピー機
  • スマホアプリ

スマホと家庭用スキャナーは、機器の性能によって画質が悪くなる可能性があるため注意しましょう。

その点、コンビニのコピー機は画質も良く、その場ですぐに現像もできるので便利です。

証明写真が足りなくなった場合には、使用済みの写真を使い回さず、必ず新しい写真を用意してください。

証明写真が折れ曲がっていたり、シワがついていたりすると良い印象を与えられません。

一見きれいに見える写真であっても、使い回しがバレる危険はあるため、不要なリスクを避けるためにも使い回しはやめておきましょう。

就活証明写真の注意点

就活証明写真には、使い回し以外にも気を付けたいポイントがあるので、確認しておきましょう。

要件に沿っていない証明写真を提出すると、ネガティブな印象を持たれかねないため、注意が必要です。

  • サイズ
  • 有効期限
  • 裏書き
  • Webエントリー

サイズ

証明写真のサイズは、多くの場合「縦4cm×横3cm」と指定されますが、企業から別のサイズで提出を求められる場合は、そちらに従ってください。

指定がない場合は、履歴書やエントリーシートの枠に適したサイズの写真を貼りましょう。

枠からはみ出したり、小さすぎたりする写真は良い印象を与えないため避けた方がよいでしょう。

別の用途で撮影した写真をトリミングして使用することも可能ですが、自分でカットする場合には、仕上がりが汚くならないように気を付けてください。

写真館やカメラ屋さんなどで裁断してくれるケースもあるので、必要であれば問い合わせてみましょう。

有効期限

証明写真は、面接時の本人確認のために使用されるので、公的書類と同様に「3か月以内」に撮影したものを使用してください。

写真の要件に記載されていない場合は、最低でも6か月以内に撮影した写真を使うようにしましょう。

期限内に撮った写真であっても、「体型が変わった」「本人とギャップがある」など、一見して同一人物と分からない写真は撮り直した方がよいでしょう。

現像した写真では、よほどのことがない限り撮影時期に言及されることはありませんが、画像データでは撮影日が分かるので注意が必要です。

裏書き

万が一証明写真が剥がれてしまったときに備えて、写真の裏には必ず名前を記載しておきましょう。

学生であれば学校名も記入します。

企業から撮影日も書くよう指示された場合には、指定された箇所に忘れず記入しましょう。

滲んで読めなくなったり消えてしまったりしないよう、シャーペンやボールペンではなく、油性ペンを使って書いてください。

裏書きがあったとしても、剥がれないに越したことはないので、のりや両面テープでしっかりと貼り付けることが大切です。

Webエントリー

Webエントリーでは、証明写真のサイズが「cm」ではなく「px」で指定されるため、必要に応じてリサイズします。

現物と同じ比率の「4:3」でデータを作成し、「600px×450px」 または「560px×420px」の大きさに調整しましょう。

また、要件を確認すると「〇〇KB以下」などと記されているケースがあるため、データの容量にも気を付けて提出する必要があります。

書類とは別に証明写真をアップロードする場合には、「氏名_大学名.jpg」のように分かりやすいファイル名を付けてください。

就活証明写真はどこで撮るのがベスト?

就活証明写真は、写真館や写真スタジオで撮影するのがおすすめです。

写真館では、撮影からデータの作成まですべてを任せられるほか、必要な枚数の証明写真を現像してもらえます。

スピード写真機やコンビニプリントでは、印刷するたびに料金がかかりますが、写真館では「焼き増し20枚まで無料」といったサービスを提供しているお店もあります。

データのリサイズにも対応してくれるケースがあるため、データの調整が苦手な人は依頼してみるとよいでしょう。

ただし、証明写真を得意としない写真館もあるため、口コミやWebサイトで確認してから予約するようにしてください。

撮影時の身だしなみ

証明写真を撮る際には、相手に良い印象を与えられるよう、身だしなみに注意して撮影に臨みましょう。

  • 服装
  • 髪型
  • メイク

服装

証明写真の撮影は、基本的にスーツを着用して行います。

紳士服店ではストライプやグレーのスーツを勧めることがありますが、就活証明写真には「黒」か「濃紺」のリクルートスーツを選ぶのが無難です。

シャツは白で、無地のレギュラーカラーシャツを選ぶとよいでしょう。

女性はスキッパーカラーでも問題ありませんが、業種によっては敬遠される可能性があるため慎重に選ぶ必要があります。

スーツやシャツのサイズが合っていないと、「だらしない」といった印象を持たれかねないので、必ず自分の体に合ったサイズを選んでください。

髪型

前髪が目にかかっていたり、寝癖がついていたりする髪型では、清潔感を与えられません。

髪型は、眉毛、目、耳が見えるヘアスタイルを意識し、しっかりと表情が分かるように整えましょう。

髪を結ぶ際は、ヘアピンやゴム、シュシュなどが見えないようにセットするのが、一般的な就活マナーとされています。

照明の影響で撮影後に髪色が明るく見える場合には、レタッチで暗く調整するか、思い切って撮り直す必要があるでしょう。

メイク

就活証明写真用のメイクは、自身を美しく見せることが目的ではなく、健康的で清潔感のある人物だと印象付けることが重要です。

そのため、華美なメイクは避け、肌つやが良く見えるナチュラルメイクを心掛けてください。

ベースメイクで肌質を整え、ピンクベージュやオレンジ系のチークで健康な肌を演出しましょう。

このとき、リップも同系色でまとめると一体感が出るのでおすすめです。

肌荒れや青ひげに悩む男性にもメイクは有効なので、ぜひ試してみてください。

証明写真は余裕を持って多めに準備

現像した就活証明写真は、応募企業数の7割程度を目安に用意しましょう。

紛失や破損に備えて、少し多めに準備しておくと安心です。

応募企業が増えて写真が足りなくなった場合には、使用済みを使い回さず、必ず焼き増しして新しい写真を使用しましょう。

焼き増しやWebエントリーにはデータが必要になるので、画像データも忘れずに用意してください。

写真館で撮影すると、データの作成にも困らないのでおすすめです。

証明写真は必要な枚数を確認し、不足のないように余裕を持って多めに用意しましょう。

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就活写真.com編集部

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