就活証明写真に3か月という期限があると知って、「期限切れの写真を使ったら落ちるの?」と不安になっていませんか?
期限が切れた証明写真を使ったからといって落選することはありませんが、理由があって定められている期間なので、できるだけ期限を守った方が賢明です。
この記事では、就活証明写真の使用期限が決められている理由と、注意点について解説しています。
証明写真のマナーとルールにも触れているので合わせて確認してください。
目次
就活証明写真の有効期限はなぜ3か月?
就活証明写真には有効期限があり、使用できる期限は多くの場合で「3か月以内」とされています。
これは身分証明に使用される『免許証』や『パスポート』といった公的証明書の基準に倣い、3か月以内であれば容姿の変化が少ないという理由から、多くの企業で採用されている期限です。
企業によっては「6か月以内」と指定する場合もあるので、応募する会社の要件に合った写真を提出しましょう。
履歴書やエントリーシートの証明写真は面接時の本人確認に使用されるほか、履歴書は採用後に従業員データとして保管されるケースもあるので、公的な書類としても使えるよう準備してください。
ただし、期限内に撮られた証明写真であっても、応募に不適切な写真では書類選考を通過できないので注意が必要です。
期限内でも注意が必要
期限内に撮影した写真であっても、以下のような証明写真では相手に良い印象を与えられない可能性があるので注意しましょう。
- 写真と本人に大きなギャップがある
- 身だしなみが乱れ清潔さを感じない
- 企業が提示する証明写真の要件を満たしていない
- 写真に破損や汚れがある
証明写真は面接時の本人確認に使用されるため、容姿が大きく変わっているなどして「一見して本人と分からない写真」を提出するのは適切ではありません。
また、身だしなみが整っていない写真や、写真自体に汚れ・破損がある場合には、だらしない人物であると判断されかねないので気をつけましょう。
基本的なルールやマナーが守れるということをアピールするためにも、企業が提示している要件を満たし、就活にふさわしい写真を提出してください。
就活証明写真のルールとマナー
就活証明写真には、使用期限のほかにも守るべきルールやマナーがあります。
企業の応募要件には記載されていないこともあるので、しっかり確認しておきましょう。
- 身だしなみ
- サイズ
- 記名
身だしなみ
就活用の証明写真は、必ずスーツを着用して撮影しましょう。
企業から「スーツ以外」と指定された場合はカジュアルになりすぎない服装で撮影してください。
髪型やメイクは、自身を美しく見せるよりも「健康的」で「清潔」に見えることを意識して身なりを整える必要があります。
書類選考での証明写真は、そのままあなたの「第一印象」になるため、企業に与えたい印象に応じてネクタイや髪型を決めるなど、工夫して撮影に臨んでください。
サイズ
企業から証明写真のサイズ指定がない場合は、「縦4cm×横3cm」の写真を用意すれば問題ありません。
大きめの写真をカットして使うことも可能ですが、断面が曲がったり、四隅が直角にならなかったりという事態を避けるため、写真館やカメラ屋さんで裁断してもらうのがおすすめです。
Webエントリーの場合も、現物と同じ4:3の比率になるよう「560px×420px」または「600px×450px」の画像データを準備してください。
記名
万が一、証明写真が剝がれてしまったときに備えて、写真の裏には必ず名前を書きましょう。
学生の場合は学校名も記載します。
名前を書くときは、滲んだり消えたりしないように、鉛筆やボールペンではなく油性ペンを使用してください。
また、Webエントリー用の画像データには「氏名_学校名.jpg」といった分かりやすいファイル名を付けましょう。
とくに書類とは別に写真をアップロードする仕様の場合には、相手が見つけやすいファイル名にしておくことが大切です。
「あなたらしい写真」には期限がない
エントリーシートには「あなたらしい写真」の添付を求められるケースがありますが、この写真には多くの場合で期限が設定されていません。
あなたの人柄が分かったり活動の証明ができたりする写真であれば、1年以上前に撮られたような写真であってもOKです。
ただし、幼少期の写真といった最近のあなたに関係のない写真は、採用担当者を困惑させる可能性があるので避けた方が無難でしょう。
また、最近撮った写真であっても「飲酒や喫煙」「ギャンブル」などのシーンは、人によって不快に感じるため、就活では使用するべきではありません。
「あなたらしい写真」に使用期限はないものの、最近の自分を書類選考でしっかりアピールできる写真を選ぶ必要があります。
証明写真は期限を守って適切なものを提出しよう
就活用の証明写真は面接時の本人確認にも使われるため、公的な書類と同じく「3か月以内」に撮影した写真を使用しましょう。
ただし、期限内に撮影したものであっても「容姿が大きく変わっている」「身だしなみが整っていない」といった写真では良い印象を与えられないため注意が必要です。
就活証明写真の撮影と提出には、使用期限に限らず守るべきルールやマナーがあるので、要件をよく確認し、就活に適した写真を使用してください。
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就活写真.com編集部
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