就活証明写真で好印象を与えるためには、どんな姿勢で撮影すればよいのでしょうか?
「どうせ上半身しか写らないし…」と適当な姿勢で撮影すると、「暗い」「自信がなさそう」といったネガティブな印象を持たれかねません。
証明写真は、就活においてとても重要な役割を持つため、良い姿勢で撮影に臨み、見る人が好感を持てる写真を撮る必要があります。
この記事では、就活証明写真で好印象を与える姿勢のポイントを解説するとともに、証明写真のマナーについてもまとめています。
ぜひ最後までご覧いただき、採用担当者に良い印象を与えられるよう、証明写真撮影に適した姿勢をマスターしましょう。
目次
就活証明写真は姿勢で印象が変わる
人から受ける印象は、以下の例のように姿勢によって大きく変わります。
- 猫背でうつむいている姿勢:暗い、不安、不健康
- 胸をはって背筋が伸びている姿勢:やる気、自信、明るい
上記のように、撮影時の姿勢によって相手に与える印象に差が出てしまうので、良い印象を与えられるよう工夫してみましょう。
書類選考では証明写真が唯一のビジュアル情報になるため、提出する写真によっては本人とかけ離れた印象を持たれてしまう可能性があります。
面接に進めればネガティブな第一印象を払拭する機会もありますが、「なぜこの写真で良いと思ったのか?」と不信感を持たれかねません。
あなたのイメージを決めてしまう証明写真は、良い姿勢で撮影し提出するのが賢明です。
就活写真で好印象を与える姿勢3つのポイント
就活証明写真で好印象を与えるために、撮影時の姿勢では以下の3つに気をつけましょう。
上半身のストレッチをしてから撮影に臨むと、緊張がほぐれ、良い姿勢がとりやすくなります。
- 背筋を伸ばす
- 頭や肩の位置に気をつける
- カメラを真っ直ぐ見る
背筋を伸ばす
撮影用の椅子に座ったら、まず背筋を真っ直ぐ伸ばしましょう。
このとき、腰を反らせるとお腹が前にせり出してしまうので、腹部のインナーマッスルを意識して真っ直ぐ引き伸ばします。
胸は、はりすぎて不自然な姿勢にならないよう気をつけてください。
肩甲骨をグッと寄せたあとに力を抜くと自然な体勢になるのでおすすめです。
普段から猫背の人は、やり過ぎと感じるくらいで丁度いい場合があるので、事前に鏡の前でどこまで伸ばせば姿勢が良く見えるのか確認しておくとよいでしょう。
頭や肩の位置に気をつける
背筋を伸ばしても、頭が前に出ているとだらしない印象を与える可能性があるので、頭を少し後ろに下げるイメージでアゴを軽く引いてください。
左右どちらかの肩が下がる、前に出てしまうというような癖がある人は、意識して両肩の高さが合うように調節するとよいでしょう。
顔や体の傾きは、自分では気付かないことがあるので、友人や家族などにチェックしてもらうのもおすすめです。
カメラを真っ直ぐ見る
撮影時に伏し目がちになったり目線がずれてしまったりすると、自信のない印象を持たれる可能性があるため、カメラは正面から真っ直ぐに見ましょう。
どこを見て良いか分からない場合は、カメラのレンズ中央から少しだけ上を見るようにすると自然な目線になるので試してみてください。
スピード写真機や自撮りなど、椅子またはカメラの高さが調節できる場合には、カメラの位置と目線の高さが合うように調節しましょう。
証明写真では表情にも注意
就活証明写真の撮影時では、採用担当者に良い印象を与えるため、姿勢だけでなく表情にも気を配る必要があります。
「無表情」や「歯の見える笑顔」では不適切と思われる可能性が高いので、「自然なほほえみ」を意識して表情を作りましょう。
目をいつもより少し大きく開き、口角を上げると自然な表情になります。
口角を上げるときは、「野菜」「丸い」など「い」で終わる言葉を言った後に、下唇を閉じるのがポイントです。
口や目の周りの筋肉をほぐすとリラックスして表情が作りやすくなるので、撮影前にはメイクが崩れない程度に顔面を動かしてストレッチをしてみましょう。
相手から見た印象が大切なので、鏡の前で色々な表情を試してみるのもおすすめです。
就活証明写真の基本マナー
就活証明写真には基本的なマナーがあります。
厳守しなければならないルールではありませんが、基本を守ることで「社会人としての常識がある」とアピールすることができるので、最低限のマナーは知っておきましょう。
- 身だしなみ
- 背景
- 使用期限
- サイズ
身だしなみ
就活証明写真の撮影では、企業から「スーツ以外」といった指定がない限り、黒や濃紺のリクルートスーツを着用しましょう。
だらしない印象を与えないよう、服は体に合ったサイズを選び、シワや汚れがないように気をつけてください。
また、髪は寝癖や乱れがないようにセットし、前髪やサイドの髪で顔が隠れないよう目と耳がしっかり見える髪型を意識します。
健康的な印象を与えられるよう、メイクは自然な血色感のあるナチュラルメイクを心掛けましょう。
背景
証明写真の背景は、「薄いブルー(水色)、白、薄いグレー」の中から選ぶのが無難です。
赤やオレンジなどの明るい色は目立ちますが、協調性がない、悪目立ちといった印象を持たれる可能性があるので避けましょう。
柄のある背景は就活写真にはふさわしくありませんが、グラデーションの背景は写真を明るくする効果があるので適宜使用して構いません。
ただし、企業から「無地無色」と指定がある場合には必ず白の背景で撮影してください。
使用期限
就活証明写真は、面接の本人確認で使用されるほか、採用後に履歴書とともに従業員データとして保管されることがあります。
そのため、公的な書類に貼る証明写真と同じく使用期限が指定されており多くの場合で「3か月以内」に撮影した写真を提出するように指定されます。
期限内に撮影した写真であっても、体型やメイクが変わっており一見して本人と分からない写真の場合は撮り直した方がよいでしょう。
サイズ
証明写真は企業が指定するサイズで提出しなければなりませんが、指定がない場合には「縦4cm×横3cm」の写真を用意すれば問題ありません。
Webエントリーの場合は「cm」ではなく「px(ピクセル)」で指定されるので、現物と同じく「4:3」の比率になるように「560px×420px」や「600pxl×450px」といったサイズで提出してください。
写真データが適切なサイズでないケースでは、リサイズする必要がありますが、自分でできない場合には、写真館やスタジオで撮影するとリサイズに対応してくれることがあります。
就活写真は写真館がおすすめ
就活証明写真を撮影する代表的な方法には以下の3つが挙げられますが、おすすめは写真館やスタジオでの撮影です。
- 写真館やスタジオ
- スピード写真機
- スマホで自撮り
証明写真は普段とは異なる服装、姿勢で撮影するため、自分では間違いやマナー違反に気付けないこともあります。
写真館やスタジオで撮影すると、姿勢や表情についてのアドバイスが受けられるほか、身だしなみもチェックしてもらえます。
また、Webエントリーに必要な画像データも作成してもらえるため、自分でリサイズする手間もかかりません。
お店によっては、ヘアメイクやリクルートスーツのレンタルに対応していることもあるので、初めてでも安心して就活写真の撮影に臨めます。
良い姿勢の就活写真で内定に近づこう!
就活証明写真を撮影するときの姿勢は、あなたの印象を大きく左右します。
撮影では、以下のポイントを意識して良い姿勢をとりましょう。
- 背筋を伸ばす
- 頭や肩の位置に気をつける
- カメラを真っ直ぐ見る
良い姿勢は「自信」や「やる気」といったポジティブな印象を与えられるので、撮影前に鏡の前で練習して、身につけておきましょう。
自分の姿勢や表情が正しいのか自信がない場合は、写真館やスタジオなどでアドバイスをもらいながら撮影するのがおすすめです。
良い姿勢で就活証明写真を撮影し、相手に好印象を与えて内定に近づきましょう!
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