「就活はいつから始まるのか分からない」と悩む人は少なくありません。
同級生が就活していると知って焦っている、という人もいることでしょう。
就活を始めるタイミングは人それぞれですが、自分の志望する企業の選考スケジュールに合わせて行動する必要があるため、事前に情報を確認しておくことが大切です。
この記事では、就活を始めるタイミングとスケジュールについて解説しています。
就活を成功させるポイントにも触れているので、合わせてご覧ください。
目次
就活のスタートとゴールは人それぞれ
何をもって就活のスタートとするかは人によりますが、大学3年生の5月頃から始まるインターンシップに合わせて就活をスタートさせる人が多い印象です。
企業によっては、インターンシップに参加した学生を優先的に採用するケースもあるため、積極的に参加するのがおすすめです。
インターンのタイミングで就活をスタートさせるためには、早めに企業分析や自己分析をおこなっておく必要があります。
また、就活のゴールを「内定」と考える人が多いかもしれませんが、「どこでもいい」と考える志望者と「この会社に入りたい」と強く思う志望者では、印象が異なります。
「希望の業種で内定を獲得」というように、具体的なゴールを考えることで企業分析や自己分析にも活かすことができ、より志望企業からの内定が得られやすくなるでしょう。
就活はいつから始まる?一般的なスケジュールとは
就活の流れに明確なルールはありませんが、経団連が定めているスケジュールに沿って実施される場合は、以下のように進みます。
時期 | 内容 |
---|---|
大学3年:7~9月 | 夏季インターンシップ ※選考が始まる企業もある |
大学3年:10~2月 | 秋・冬期インターンシップ |
大学3年:3月 | 企業の採用情報が解禁 |
大学4月:4月 | エントリーシート提出 |
大学4月:4月~ | 選考開始 |
大学4月:8月頃~ | 内定が出始める |
大学4月:10月 | 内定式 |
大学3年生で参加することになるインターンシップは、夏期と秋・冬期に行われるのが一般的です。
数日で終わるものから1か月以上の期間行われるものまであるので、志望度によって決めるとよいでしょう。
秋・冬期のインターンシップが始まるころには、早いところでは説明会が開催され始めるので要チェックです。
大学4年生になるとエントリーが開始されますが、企業によってはより早い時期から募集を始めることもあるので、志望企業のスケジュールを確認しておきましょう。
これらのスケジュールは、経団連に加盟しているかどうかで変わるので注意が必要です。
選考が始まるタイミングは企業によって違う
就活は、多くの場合、経団連と政府によって定められたスケジュールに沿って行われます。
ただし、強制力はないため、このスケジュールに縛られずに選考を行う企業もあります。
選考が始まるタイミングは、大きく分けて以下3つの企業種類により異なります。
- 経団連加盟の日系企業
- 経団連に加盟していない日系企業、中小ベンチャー
- 外資系企業
経団連に加盟している企業のスケジュールは前述の通りですが、経団連非加盟の企業では大学3年生の2月頃からエントリーが始まるのが一般的です。
インターンに参加した学生には、早ければ3月には優先的に内定が出されるので、3年生のうちに内定を獲得することも可能でしょう。
また、外資系企業では大学3年生のうちに内定を出すのが一般的なので、外資を志望する場合は早めに行動する必要があります。
大学3年生になったら始めたいこと
採用選考の時期になって慌てないよう、大学3年生になったら就活準備を徐々に始めていきましょう。
とくにインターンシップ参加を考えている人は、早めに行動する必要があります。
以下、大学3年生から始めたい就活対策をまとめています。
- 自己分析をする
- 敬語に慣れる
- 業界と企業を分析する
- コミュニケーション対策を行う
自己分析をする
自己分析は、エントリーシートや面接のための「自己PR」を作成するために必要ですが、自分の強みをパッと思いつくのは難しく、案外時間がかかってしまいます。
大学3年生になったタイミングで就活を見据え、自己分析を進めておきましょう。
就活における自己分析は、企業が求めているであろう強みを見つけることが大切なので、企業分析とともに行うのが効果的です。
自身の強みが分からないときは、家族や友人の意見が参考になるので協力を仰いでみましょう。
敬語に慣れる
普段正しいと思って使っている敬語でも、社会人としては適切ではないケースがあります。
バイト先や先生に対して敬語を使っているから大丈夫と思っていても、ビジネスシーンでは使えない「くだけた敬語」の可能性があるので注意しましょう。
たとえば「了解しました」は、本来「かしこまりました」または「承知しました」と言わなければなりません。
インターンシップや面接に備えて、正しい敬語に慣れておくことが大切です。
業界と企業を分析する
自分とマッチする企業を見つけ、効果的に就活を進めるためには業界と企業の分析が欠かせません。
企業分析をすると、その会社の魅力の発見や、そこで働いている自分を想像することにもつながり、より熱のこもった志望動機を作成することができます。
志望する企業のインターンシップに参加したいと考えている場合は、インターン期間をより濃いものにできるよう、しっかり分析したうえで参加するとよいでしょう。
コミュニケーション対策を行う
3年生になったら面接対策も行っておく必要があります。
特にNVC(ノンバーバルコミュニケーション)と呼ばれる、言葉以外のコミュニケーションは社会人にとって大切なので、意識して取り入れるとよいでしょう。
NVCは、身振りや手振り、表情、姿勢など、コミュニケーションにおける言語以外のすべての要素が該当します。
面接では第一印象が大きく結果に関わるため、採用担当者に良い印象を与えられるよう、普段から練習しておきましょう。
就活を成功させるポイント
就活を成功させるためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか?
以下、就活中の行動やメンタルについて確認していきましょう。
- 早めに行動する
- インターンやイベントに参加する
- たとえ失敗しても次に活かす
早めに行動する
選考スケジュールは全企業一律ではないうえ、予定より早めに採用を終わらせる企業もあるので注意が必要です。
まだ間に合うと思っていても、気づいたら選考が終わっていたという可能性もあるため、早めに行動しましょう。
日系企業と外資企業、経団連に加盟しているか否かで、エントリーや選考の時期が異なります。
事前に確認し、余裕を持って計画を立ててください。
インターンやイベントに参加する
企業によっては、インターンシップに参加した学生に優先的に内定を出す、一般エントリーとは異なる選考ルートが案内されるなどの特典があります。
インターンは、説明会では分からない会社の雰囲気を知れる貴重な機会です。
志望度が高い企業のインターンには積極的に参加しましょう。
また、熱意のある志望動機を書くため、セミナーや企業の単独説明会といったイベントに参加するのも効果的です。
たとえ失敗しても次に活かす
一度のエントリーで内定を獲得する人もいますが、ほとんどの学生が不採用通知を受け取るという経験をします。
ここで落ち込んでいるだけでは成長できません。
提出書類や面接を振り返り、前向きに改善点を探して対策しましょう。
選考に通らなかった経験を次に活かすことは確実に自身の成長につながり、内定を引き寄せるはずです。
就活はスケジュール管理が重要
就活では、スケジュールの管理がとても重要です。
以下のようなツールの中から自分に適したものを使って管理しましょう。
- 手帳
- カレンダーアプリ
- スケジュール管理アプリ
- 表計算ソフト など
これらのツールを使ってスケジュール管理をする場合、大切なのは「情報を一か所にまとめる」ことです。
この予定はアプリに、別の予定は手帳にと、情報をバラバラにしていては効果的に活用できません。
また、日時だけでなく、メモが書き込める機能があるものを使用するとよいでしょう。
適切なタイミングで就活を始めて内定を獲得しよう!
採用選考は企業ごとのスケジュールに沿って進みますが、就活をスタートさせるタイミングは自分で決めることができます。
インターンシップや選考に合わせ、自己分析や企業分析といった活動から始めていきましょう。
しっかりとスケジュールを組み、余裕を持ったタイミングで就活を始め、内定を獲得してください。
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就活写真.com編集部
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