就活証明写真の髪型でお困りではありませんか?中でも前髪は、どんなアレンジをすれば良い印象を与えられるのか悩んでしまうポイントです。

就活証明写真は、本人確認のほか、あなたの見た目を企業に伝える手段になるため、「暗い」「不潔」といった印象を与えないようにスッキリと整える必要があります。

この記事では、就活証明写真での前髪のアレンジ方法を男女別に解説しています。

証明写真に向かない前髪もまとめているのでチェックしてみてください。

📖目次

就活証明写真は前髪で印象が大きく変わる

日常生活と同様に、就活写真でも「前髪があるかないか」で顔の印象は下記のように大きく変わります。

  • 前髪あり:幼い、フレッシュ、若さ、可愛らしい、優しい、穏やか
  • 前髪なし:クール、大人っぽい、落ち着き、知的、爽やか、自信

就活の証明写真では、相手に与えたい印象や顔のかたちに合わせて前髪をアレンジするとよいでしょう。

たとえば、面長の人は前髪を作ることで縦の長さをカバーでき、幼く見える丸顔の人は前髪をなくすことで大人らしさを演出できます。

また、「金融系には知的な雰囲気の前髪なし」「福祉系には優しい印象になる前髪あり」など、企業が求める人材のイメージに合わせて、アレンジを変えることも効果的です。

就活証明写真に向かない前髪

証明写真は、面接時の本人確認に使用されるため、「しっかり顔が分かること」がとても重要になります。

そのため、目が隠れてしまったり、輪郭が覆われてしまったりするような前髪は一見して本人と分からない可能性があり、就活証明写真には向いていません。

また、無造作な前髪やおくれ毛は、見る人によっては「だらしない」「不清潔」と捉えられることがあるため避けましょう。

流行りのマッシュカットも、前髪の重さやカジュアルさから、「暗い」「不真面目」といった印象を与えかねないため注意が必要です。

就活での前髪アレンジは、おしゃれさよりも「清潔感」「健康的」といった良い印象を相手に与えることを意識しましょう。

【女性編】前髪アレンジのコツ

就活時の前髪について明確な決まりごとはなく、正解もありません。

ただし、「清潔さを感じられない」「暗く見える」といった印象にならないよう気をつける必要があります。

髪が長い女性の場合は、後ろ髪とのバランスも考えつつ、前髪をアレンジしてください。

  • ぱっつん前髪
  • 眉より上の前髪
  • 目にかかる長さの前髪
  • 顔が隠れる長さの前髪
  • 触覚ヘア・シースルーバング

ぱっつん前髪

厚みのある「ぱっつん前髪」は幼い印象を与えるため、サイドに流しておでこを出すのがおすすめです。

7:3の割合で分けるとバランスの良い前髪になるので試してみてください。

髪を分けて流したら、ヘアスプレーで適度に固めますが、上手くできない場合にはヘアピンで固定しても構いません。

ヘアピンを使う場合は、なるべく髪色に合わせたものを選び、髪で隠してピンが目立たないように気をつけましょう。

眉より上の前髪

眉より上の前髪は、眉毛が見えているのでそのままでも構いませんが、カジュアルで幼い印象を与えやすいため、軽くセットして整えましょう。

ぱっつん前髪と同様に、7:3の割合で分け、左右に流してスプレーで固めるとよいでしょう。

ただし、ショートカットやベリーショートの場合は、健康的で活発な印象を与えるため、無理に前髪を整える必要はありません。

目にかかる長さの前髪

前髪が目にかかっていると暗い印象を与えるため、目と眉毛が見えるようにアレンジしましょう。

サイドに流して、スプレーで軽く固めるのがおすすめです。

ヘアピンを使用して固定する場合は、目立たないように耳の後ろで留めるとよいでしょう。

ポンパドールでも構いませんが、ボリュームがありすぎると不適切に感じられるため、ボリュームを抑え、髪が飛び出さないようにスタイリング剤でまとめてください。

顔が隠れる長さの前髪

顔が隠れる長さの前髪の場合は、やはり7:3で分けてサイドに流すスタイルがおすすめですが、オールバックにして後ろ髪と一緒に結んでしまうのもよいでしょう。

おでこがすべて出ているスタイルは「自信」や「知的」といったポジティブな印象を与えます。

ただし、オールバックは髪の乱れが目立つため、スタイリング剤を用いてしっかりと整えましょう。

触覚ヘア・シースルーバング

顔の左右に髪がかかる触覚ヘアや、前髪を薄く取ったシースルーバングは、カジュアルな印象が強いため就活には向きません。

触覚ヘアの場合は、就活時にはもみあげ付近の触覚をカットするか、まとめてサイドに流しましょう。

シースルーバングは、前髪の厚さこそないものの、眉毛にかかる長さになるケースが多いため、清潔感がないと捉えられる可能性があります。

前髪をサイドに流して、片方の眉だけでもしっかり見えるように整えてみてください。

【男性編】前髪アレンジのコツ

男性の髪は、一般的に短い方が良いとされていますが、坊主やツーブロックを良く思わない人もいるため気をつけてください。

志望する業界や業種のイメージに合わせ、自然なスタイルに仕上がるように前髪を整えましょう。

  • 前髪を上げる
  • 前髪を流す
  • 眉毛が見える長さにカット

前髪を上げる

就活で人気の髪型の一つが前髪を上げるスタイルで、「アップバング」とも呼ばれています。

おでこ、眉、目がしっかりと見えるため、「爽やか」や「アクティブ」といった印象を与えることができます。

アップバングに最適な前髪の長さは眉の少し上で、やや堅めの髪質の人に向いています。

前髪が眉より長く、柔らかい髪質の場合は、セットしても落ちてきてしまうことがあるため、別のスタイルの方が上手くセットできるでしょう。

前髪を流す

眉毛より長めの前髪の場合は、サイドに流すスタイルがおすすめです。

前髪を分けるときはセンターではなく、7:3に分けると片方の眉毛がしっかりと見えるので試してみてください。

後ろに流して「オールバック」にすることも可能ですが、髪が落ちてこないように多めのスタイリング剤を使用すると、写真撮影でつやが目立ち過ぎてしまうことがあるので注意が必要です。

眉毛が見える長さにカット

両方の眉毛がしっかり見える長さまで、前髪をカットするのも一つの手です。

美容院で「リクルートカット」と依頼すると適度な長さにカットしてもらえるでしょう。

眉毛が見える長さになったからといって、全く整えないのはNGです。

適度にスタイリング剤を使い、自然で清潔感のある前髪にセットしてください。

ヘアセットは、普段やらない人にとっては難しいものです。

不自然にならないか不安な場合はプロに頼むとよいでしょう。

就活写真のヘアセットは写真館がおすすめ

写真館や写真スタジオで証明写真を撮影する場合、ヘアセットをしてもらえるケースがあるのでおすすめです。

多くの写真館でヘアメイクを実施していますが、「撮影プランにヘアメイクが組み込まれている」「別途料金が必要」など、料金体系は写真館によって異なります。

前髪を含むヘアセットは、慣れないと上手くまとまらなかったり不自然な仕上がりになってしまったりと、思い通りにならないことがあります。

就活写真を得意とするプロのヘアメイクアップアーティストに任せれば、ナチュラルで清潔感のあるヘアスタイルに仕上げてもらえるでしょう。

また、写真館では髪型以外にも、撮影時の服装や表情について相談ができるため、理想に近い証明写真を撮ることが可能です。

前髪問題を解決して、魅力的な就活証明写真を撮ろう

就活証明写真を撮る上で、清潔感を演出できる髪型は重要ですが、中でも前髪は顔の印象を大きく変えるため慎重に決める必要があります。

童顔の人は前髪を上げることで大人っぽく見せることができ、面長の人は前髪を作ることで顔の長さをカバーできるといった利点があります。

ただし、前髪が眉毛や目にかかってしまうと「暗い」「清潔感がない」などの印象を与えてしまうため気をつけましょう。

しっかり顔が見えるように前髪をアレンジし、ぜひ魅力的な就活証明写真を撮ってください。

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就活写真.com編集部

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