初めて就活証明写真を撮るときには、戸惑うことや悩むことがたくさんあります。

中でも、就活写真撮影時の表情については、「笑顔はダメ」「真顔もダメ」などと言われて困惑していませんか?

どんな表情をすれば良いのか分からずに撮影しても、納得できずに撮り直す羽目になりかねません。

この記事では、就活証明写真に適した表情と、相手に好印象を与える写真の撮り方を解説しています。読み終わる頃には、自信をもって証明写真撮影に臨めるはずです!ぜひ最後までご覧ください。

📖目次

就活用の証明写真は表情が重要

書類選考では、採用担当はエントリーシートや履歴書に記載された内容で会社に適した人材かを判断し、面接につなげます。

証明写真は、書類の中で唯一自身のビジュアル情報を伝えられるため、採用担当者に好印象を与える材料の一つにもなります。

自然な表情で撮った写真は、就活生に相応しい「フレッシュ感」や「爽やかさ」を感じとれるため、相手に良い印象を与えるでしょう。

写真で合否が決まることはありませんが、「暗い表情」や「不自然な笑顔」といった証明写真は、第一印象でネガティブなイメージを持たれてしまう可能性があります。

たとえ面接で良い受け答えができたとしても、あまりに写真と違う印象では、不信感をもたれかねません。

証明写真の撮影では、好印象を与えられる「自然な表情」になるよう意識しましょう。

就活証明写真を自然な表情で撮る3つのポイント

自然な表情で就活証明写真を撮るために、「3つのポイント」を押さえて撮影に臨みましょう。

  • いつもより目を開き正面を見る
  • アゴを軽く引く
  • 口角を上げる

いつもより目を開き正面を見る

撮影時はいつもより少しだけ目を大きく開き、目線を正面に向けるため真っ直ぐにカメラを見ましょう。このとき、目を見開きすぎないように注意してください。

目線がカメラから外れていたり、伏し目がちになっていたりすると、「自信がなさそう」「不安そう」という印象を持たれる可能性があります。

「目は口ほどにものを言う」という言葉がある通り、目から受ける印象は残りやすいため、自信を持って堂々とカメラを見ることが大切です。

アゴを軽く引く

カメラに向かって正面を見たら、アゴを軽く引いてください。

このとき、アゴを強く引いてしまうと二重アゴになってしまったり、にらみつけるような目線になってしまったりするので気を付けましょう。

また、アゴが上がっていると偉そうな態度に見え、証明写真に適した表情ではなくなってしまうため、注意する必要があります。

あくまでも自然な表情になるように、軽くアゴを引くことがポイントです。

口角を上げる

口角を少し上げることで、ほほ笑むような表情になり、相手に爽やかで明るい印象を与えられます。

にっこりと歯を見せる笑顔ではなく、かすかに口角が上がっている口元が自然な表情を作るポイントです。

口角を上げるときには、「甘い」「赤い」など「い」で終わる言葉を言った後に、下唇を閉じると自然と口角が上がるので、試してみてください。

口を一文字に結んだり、アヒル口になったりすると不自然な表情に見えてしまいます。変に力まず、リラックスして口角を上げましょう。

歯が見える笑顔でもOKな業界がある

就活用の証明写真では、一般的に歯を見せる笑顔は不適切とされていますが、業界や企業によっては問題ないケースもあります。

以下の業界では、笑顔の写真を求められる場合もあるため、必要に応じて用意しましょう。

  • アナウンサー
  • エアライン
  • アパレル
  • ブライダル
  • 化粧品メーカー

ただし、上記の業界であれば必ずしも歯を見せた証明写真がOKというわけではないので、求められる人材のイメージをしっかり理解したうえで撮影してください。

たとえば、同じエアライン業界でも、フライトアテンダントであれば社交性をアピールするのに笑顔の写真が効果的ですが、パイロット志望であれば、歯を見せずに真面目さをアピールした方が好印象かもしれません。

「証明写真」と「スナップ写真」など複数の写真を提出するケースでは、証明写真では歯を見せず、スナップ写真では笑顔で撮るといったように工夫するのもよいでしょう。

好印象を与える就活証明写真を撮るには

好印象を与える就活証明写真を撮るためには、表情以外にも気を配る必要があります。

下記の項目を意識し、写真全体をきれいに仕上げることで、良い第一印象を持ってもらいましょう。

  • 身だしなみ
  • 姿勢
  • 顔・体の角度

身だしなみ

どんなに良い表情で撮影しても、身だしなみが整っていなければ台無しです。撮影の前に、以下のような不備がないか確認しましょう。

  • 服装のシワ・汚れ
  • 髪の乱れ
  • メガネのくもり
  • 不適切なメイク

シャツやネクタイに汚れがついていたり、髪が乱れていたりすると「だらしない」「不潔」といった印象を持たれかねません。

また、メガネがくもっていると服装と同様に不潔に思われるほか、表情が分からないため合否に影響する可能性があります

良い表情が映えるよう、撮影時にはしっかりと身だしなみを整えましょう。

姿勢

同じ写真でも、姿勢が違うだけで印象が大きく異なります。背中が丸まっていると、暗い印象を持たれるほか、若さやフレッシュさも感じられません。

普段から姿勢を意識していない場合、突然「良い姿勢で」といわれても難しいため、撮影前に体をほぐし、背筋を伸ばしておきましょう。

肩甲骨をグッと寄せるようなイメージで胸を開いたあと、力を抜くことで肩が自然な位置で止まり、さらに頭を少し後ろに引くことで良い姿勢になります。

撮影中は、頭のてっぺんを糸で引っ張られていると思って姿勢を保ってください。

顔・体の角度

証明写真の撮影では、姿勢だけでなく顔や体の角度にも注意が必要です。

アナウンサーやフライトアテンダントのバストアップ写真では、斜めからのカットを求められるケースがありますが、意図的に撮っていないと分かる角度の写真は不自然な印象を与えます。

一般的な証明写真では、顔も体も正面を向き、頭や肩が左右どちらかに傾かないように水平を意識して撮影しましょう

自然な表情の就活証明写真はどこで撮るのがおすすめ?

自然な表情の就活証明写真が撮りたいのであれば、写真館や写真スタジオを利用するのがおすすめです。

プロのカメラマンが撮影を担当するため、姿勢や表情について逐一アドバイスがもらえ、その場で修正しながら撮影を進められます。

また、表情を暗くしてしまうクマやくすみなどをレタッチで消すこともできるため、より明るい印象の写真に仕上げることが可能です。

証明写真は、スピード写真機やスマホでも撮影できますが、人から見れば分かる違和感も自分では気付けない場合があります。

あとになって撮り直すことのないよう、アドバイスを受けながらの撮影が安心です。

就活中は表情や立ち居振る舞いの練習も大切

証明写真撮影の日になって、突然「姿勢」や「表情」を完璧にするのは難しいでしょう。

日頃から表情や立ち居振る舞いの練習をしておけば、写真だけでなく面接でも良い結果に結びつきます。

たとえ良い証明写真が撮れても、面接の段階で姿勢が悪かったり、表情が暗かったりすれば「写真の雰囲気とは違う」とがっかりされるかもしれません。

写真のイメージと本人に差異がないよう努力することも大切です。

自然な笑顔で面接につなげよう

書類選考は、証明写真で合否が決まるわけではありませんが、あなたの第一印象が決まる大切な瞬間です。

自然な表情で好印象を与え、「この人に会ってみたい」と思われる証明写真を撮りましょう。

自然な表情を作るポイントは下記の通りです。

  • いつもより目を開き正面を見る
  • アゴを軽く引く
  • 口角を上げる

一般的に、歯が見えるような笑顔の証明写真はNGですが、業界によっては問題ないケースもあるので事前によく確認してください。

自然な表情だけでなく、身だしなみや姿勢にも気を配り、面接につながる証明写真を撮影しましょう!

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就活写真.com編集部

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