「就活の髪型は合否に関わる」「第一印象が大切」と聞いて、「この髪型で大丈夫かな」と不安になっていませんか?

就活中の髪型は、人事担当者に初対面で良い印象を持ってもらうための重要な要素になります。

あなたという人をアピールするきっかけになるのが、身だしなみの一つである「髪型」。

第一印象で相手に良いイメージを与えることが、内定につながります。

この記事では、就活で相手に好印象を与える髪型のポイントを、男女共通、男女別に詳しく解説しています。NGな髪型も紹介しているので、ぜひ就活の身だしなみの参考にしてください。

📖目次

【男女共通】就活で好印象を与える髪型

第一印象が悪いと、どんなに素晴らしい経歴や仕事に対する熱意があっても、評価が下がってしまう可能性があります。

まずは好感を持ってもらうため、身だしなみに気を配りましょう。以下、就活で相手に好印象を与える、男女共通の髪型のポイントを解説します。

  • ナチュラルな髪色
  • 清潔感のある髪型

ナチュラルな髪色

就活に適した髪色は、基本的に「黒髪」が良いとされていますが、ナチュラルな髪色であれば染めていても問題ありません。

また、地毛が茶色い場合も無理に染める必要はありませんが、不安であれば黒くしてもよいでしょう。とくに公務員や金融、不動産など、堅めの業種へエントリーするときは、黒髪にする方が無難です。

髪を黒く染める場合は不自然な黒にならないよう、セルフカラーではなく、色のトーンを相談できる美容院で染めるのがおすすめです。

清潔感のある髪型

面接官は、受け答えや表情のほか「身だしなみ」を見ており、髪型は身だしなみの印象に大きく影響を与えます。

たとえスーツをしっかり着こなしていても、ボサボサの頭では不潔でだらしない印象を与える恐れがあるので気をつけてください。

なかでも履歴書の証明写真やweb面接などでは、服装よりも髪型に目がいくため注意が必要です。

清潔感のある髪型や身だしなみは、就活だけでなく「社会人の基本的なマナー」とされているので、評価の重要な基準になることを意識しましょう。

【男性向け】就活で好印象を与える3つのポイント

就活で好印象を与える「男性の髪型」のポイントは下記の3つです。それぞれ詳しく解説します。

  • 目や輪郭が隠れないヘアスタイル
  • 長髪やパーマは避ける
  • 爽やかな印象を与えるスタイリング

目や輪郭が隠れないヘアスタイル

就活時のヘアスタイルは、男性は短めにするのが基本です。業界によっては長髪でも問題ない場合がありますが、面接時には短くしておいた方が無難です。

前髪は目にかからないように切ったり、サイドに流したりしておでこを見せると爽やかな印象になるのでおすすめです。

表情がしっかり見えるよう、もみあげや耳周りの髪も短くし、襟足はワイシャツの襟にかからない長さにしましょう。

髪を頻繁に触ると、「自信がなさそう」「落ち着きがない」というような印象を持たれるので、スタイリング剤でセットしておくとよいでしょう。

長髪やパーマは避ける

就活中は、面接官に悪い印象を与えないよう「長髪」や「あきらかなパーマ」は避けましょう

おしゃれな長髪でも、面接官によっては「清潔感がない」と感じたり、だらしなく感じたりする可能性があります。

パーマは、カジュアルで「不真面目そう」「遊んでいそう」といった印象を与えがちなので、金融系や公務員などの信用度が重要になる業種ではあまり好まれません。

くせ毛や天然パーマは、そのままで問題ありませんが、髪の長さを短くしてボリュームを抑えるといった工夫をするとよいでしょう。

爽やかな印象を与えるスタイリング

就活中は、髪のスタイリングはおしゃれのためではなく「爽やかさ」や「清潔感」を出すことを意識して行いましょう。

スタイリングにはジェルやワックスといった整髪料を使用しますが、つけすぎてベタベタになったり、不自然に整えすぎたりすると良い印象を持たれないので注意が必要です。

下記のように、自分の髪質や毛量に合ったスタイリング剤を使用すると、自然な仕上がりになるので試してみてください。

  • 柔らかい髪質:ムースやドライタイプのワックスでふんわり仕上げる
  • 硬めの髪質:ファイバー系のワックスで毛束感を出す
  • 髪の量が多い:ウェットタイプのワックスやグリースでボリュームを抑えるなど

【女性向け】就活で好印象を与える3つのポイント

就活で好印象を与える「女性の髪型」のポイントは下記の3つです。それぞれ詳しく解説します。

  • 耳とおでこが出ている
  • ヘアピンやゴムは目立たせない
  • お辞儀で髪が乱れない

耳とおでこが出ている

ロングでもショートでも、しっかりと目が見え、表情が分かる髪型が、面接官に良い印象を与えます。

サイドの髪が顔にかからず、「耳とおでこを出す」ことを意識して整えるとスッキリまとまるでしょう。

前髪は無理に上げる必要はなく、左右どちらかに流すのがおすすめです。

顔周りの髪の毛のほか、頭頂部から短い髪がぴょんぴょん飛び出しているのも目立つので、アホ毛(浮き毛)もスタイリング剤などで寝かせ、きちんとした印象を与えましょう。

ヘアピンやゴムは目立たせない

ロングヘアやミディアムヘアの方は、ポニーテールやアップ、ハーフアップにして髪をまとめるのが基本です。

ヘアセットで使うヘアピンやゴムは、明るい色や装飾があるものは使わず、髪色に馴染んで目立たないタイプを選びましょう。

髪をまとめるゴムはなるべく見えない方が良いとされているので、下記の方法で隠すとより好印象です。

  • 細く取った髪束をゴムの上に巻きつけ隠す
  • バレッタで隠す(大きすぎず地味なもの)
  • 小さめの黒いシュシュで隠す

また、ヘアピンもゴム同様、見えないように耳の後ろなどに使いましょう。

お辞儀で髪が乱れない

面接では、何度もお辞儀をする機会があり、そのたびに髪が乱れて直していると悪い印象を持たれかねません。スタイリング剤やヘアピンを使用し、簡単に崩れないようにセットしましょう。

ただし、スタイリング剤を使いすぎて不自然な髪型になると逆効果なので、適度に使うことが大切です。

「普段まったくスタイリングをしない」「就活向きの髪型にしたことがない」という人は、当日焦らないように少し前から練習しておくとよいでしょう。

就活には不向き!NGな髪形とは?

寝癖がついている、ボサボサで手入れをしていないように見えるといった髪型は、清潔さを感じないので良くありません。

また、スタイリングはしていても崩れやすく、直すために髪に何度も触らなくてはならないような髪型も避けましょう。

多くの場合で「自然な髪色」が重視されるため、金髪や派手なカラーリングなどは就活に不向きです。

流行りのマッシュヘアも、おでこや目が隠れてしまい表情が分かりにくくなるため良い印象を持たれない可能性があります。

業界によって好まれる髪型は異なり、坊主やツーブロックも良く思われない場合があるため、業界の雰囲気を意識することも重要になるでしょう。

面接だけじゃない!就活写真も髪形が重要

面接より先に身だしなみが必要になるのが、エントリーシートや履歴書に貼る証明写真です。

エントリーシートは、あなたが人事担当者の目に触れる最初の機会のため、第一印象に最も気を使うべきといっても過言ではありません。

証明写真は、スピード写真機やスマホなどで気軽に撮影できますが、就活用の証明写真はクオリティの高い写真が撮れる「写真館」や「写真スタジオ」で撮るのがおすすめです。

写真館やスタジオで撮影すると、髪型や表情、ネクタイの色など、さまざまなアドバイスをしてもらえます。ヘアメイク付きのプランや、就活割引プランを提供しているお店もあるので、活用するとよいでしょう。

清潔感のある髪型で好印象を与えよう

第一印象で、相手に良い印象をもってもらうためには身だしなみが重要です。髪型を整えると「清潔」や「爽やか」といった印象を与えることができます。

男女共に、ナチュラルな髪色で清潔さを感じられるスッキリとまとまった髪型を意識するとよいでしょう。

寝癖がついていたり、就活にふさわしくないと思われる髪型は、評価を下げられてしまう可能性があるので注意が必要です。

面接の前に必要になるエントリーシートや履歴書用の証明写真は、とくに顔や髪型に注目されるため、写真館やスタジオでプロに撮影してもらうのがおすすめです。

相手にあなたの魅力を最大限に伝えられるよう、清潔感のある髪型で好印象を与えましょう!

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就活写真.com編集部

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