「就活証明写真が上手く撮れるか心配」と不安に感じていませんか?初めての証明写真撮影は分からないことだらけなので、不安になって当然です。
しかし、就活証明写真は必要なポイントを押さえて撮影すれば失敗しないので、過度に不安を感じる必要はありません。
この記事では、就活証明写真の撮影で気をつけることについて解説しています。
使用時の注意点もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
目次
就活の証明写真は重要
就活証明写真は、面接時の本人確認に使用されるだけでなく、企業にあなたのビジュアル情報を伝える唯一の手段になります。
面接では、話し方や受け答えの内容などで自身をアピールできますが、書類選考では記載した内容と写真に頼るしかありません。
企業側としても、似たような経歴の応募者であれば、必然的に証明写真から受ける印象が良い方の応募者を選ぶことになるでしょう。
証明写真は、就活においてとても重要な役割を持つため、適切に撮影し使用する必要があります。
【就活写真】気をつけること①基本ルール
就活で使用する証明写真には、基本的なルールが存在します。
ルールを無視した写真を使ってしまうと「常識に欠ける」といった印象を持たれる危険があるため、事前にチェックしておきましょう。
- 写真サイズ
- 背景色
- 有効期間
写真サイズ
履歴書やエントリーシートの証明写真は、多くの場合で「縦4cm×横3cm」のサイズが指定されますが、企業によっては別のサイズで提出するよう求められるケースもあります。
また、写真枠の大きさも書類によって異なる場合があるため、枠に合ったサイズを選択してください。
枠からはみ出していたり、小さすぎたりする証明写真は不適切だと捉えられることがあるため、サイズには気をつけましょう。
撮影の前に写真の要件をよく確認し、適したサイズでプリントアウトすることが大切です。
背景色
背景色は、一般的な「白、薄いブルー(水色)、薄いグレー」の中から選ぶとよいでしょう。
白と水色は、爽やかでフレッシュな印象を与え、薄いグレーの背景は、大人っぽい落ち着いた雰囲気を演出することができます。
企業のイメージに合った背景色を選ぶのも効果的ですが、赤やオレンジといった派手な色は悪目立ちするので避けた方が無難です。
また、黒や濃い茶色は、写真の印象が全体的に暗くなってしまうため、おすすめしません。
有効期限
就活用の証明写真は、多くの場合「3か月」または「6か月」以内に撮影したものを提出するように指定されます。
証明写真は、面接時の本人確認として使われるため、古い写真では一目で本人と分からない可能性があります。
また、期限内に撮影した写真でも、髪型や体型など容姿が大きく変わっている場合には、新たに撮りなおす必要があるでしょう。
撮影日を写真や書類に記載する必要はありませんが、なるべく新しい写真を使用できるように、スケジュール管理をして撮影に臨んでください。
【就活写真】気をつけること②身だしなみのマナー
就活証明写真では、身だしなみも評価の対象になることを忘れてはいけません。
清潔感のある身だしなみで「この人に会ってみたい!」と思われるようにしましょう。
- 服装
- 髪型
- メイク
服装
服装は、一般的にスーツ着用が基本とされています。黒か濃紺のリクルートスーツに、白で無地のシャツを合わせましょう。
業種や雇用形態によってはスーツである必要がないケースもありますが、シャツのみではなくジャケットやカーディガンなどを羽織って撮影するのがおすすめです。
男性の場合はネクタイの色やかたち、素材にも気を配り、あまりカジュアルな印象にならないよう注意しましょう。
服に汚れやシワがついていると清潔感を与えられないため、撮影前にしっかり確認してください。
髪型
「前髪が目にかかっている」「輪郭がかくれている」といった髪型は、清潔感を与えず、暗い印象になってしまうため避けましょう。
眉毛と目がしっかりと見え、表情が分かる髪型であることが大切です。
また、寝癖やおくれ毛スタイル、無造作ヘアなどは、だらしないと思われる可能性があるため、避けた方が無難です。
就活証明写真では、おしゃれさよりも企業にどう見られるかを意識して髪を整えるとよいでしょう。
メイク
就活写真の撮影では、派手なメイクはもちろん、ノーメイクもNGとされています。
メイクは社会人の基本的な身だしなみのマナーなので、TPOに合わせたメイクをする必要があります。
ベースメイクで肌質を整え、ニキビやクマなどの肌トラブルを隠すと健康的な印象になるのでおすすめです。
また、チークやリップで血色を良く見せる工夫も効果的なので試してみてください。
男性は、青ひげやニキビ、顔色で悩んでいる場合にはメイクで隠しましょう。男性用の化粧品を使うと失敗しにくいのでおすすめです。
【就活写真】気をつけること③使用時の注意点
就活写真を使う際にも気をつけることがあります。
どんなに良い証明写真が撮れても、使い方で失敗すると良い印象を与えられないので注意しましょう。
- サイズ調整
- 使い回し
- Webエントリー用データ
サイズ調整
履歴書やエントリーシートに使用する証明写真は、一般的に「縦4cm×横3cm」とされていますが、企業から別のサイズを指定された場合には、そちらに従いましょう。
必要に応じて撮影データの大きさを調節して現像しますが、データが手元にない場合は、新たに撮るか、既存の写真をカットして使っても構いません。
他の用途で撮影した写真をカットして使用する場合は、切り口が汚くなるのを防ぐため、写真館で裁断してもらうのがおすすめです。
使い回し
就活証明写真の使い回しは絶対にやめましょう。
証明写真は書類で最初に目が止まる場所なので、折れていたりシワがついていたりすると、だらしない印象を与える可能性があります。
いくらきれいに剥がれて使える状態であったとしても、企業側に使い回しがバレるリスクが少しでもある以上、避けた方が賢明です。
途中で写真が足りなくならないよう必要な枚数を把握し、焼き増し用の画像データも用意しておきましょう。
Webエントリー用データ
焼き増し用の画像データは大きすぎることがあるので、Webエントリーにはリサイズした写真データが必要になります。
サイズはpx(ピクセル)で指定されるので、要件をよく確認しサイズの調整をしてください。
スマホやパソコンでサイズ変更できますが、自身でリサイズができない場合は、写真館で撮影をして画像データを作成してもらうとよいでしょう。
画像データの拡張子はjpegまたはpngに設定し、「名前_学校名.jpg」のように分かりやすいファイル名をつけてください。
就活写真はどこで撮るのがベスト?
就活証明写真は、写真館や写真スタジオでの撮影がおすすめです。
スマホ撮影やスピード写真機に比べると費用がかかりますが、クオリティの高い写真を撮ることが可能です。
身だしなみや表情についてもアドバイスがもらえるので、初めての就活写真でも安心して撮影に臨めます。
また、追加で写真が必要になった場合でも焼き増ししてもらえるので、新たに撮影する必要がありません。
焼き増し用の画像データ作成や、レタッチ、ヘアメイクなどがセットになったプランを提供しているお店も多いので、ぜひ活用してください。
就活写真はマナーに気をつけ良い印象を与えよう
就活写真は、企業にあなたのビジュアル情報を伝える大切な写真です。
そのため、身だしなみが整っていなかったり、要件に合わない写真を使ってしまったりすると、良い印象を与えることができません。
清潔感のある身だしなみで撮影に臨み、基本的なルールを守って証明写真を使用して「社会人のマナー」が分かっているということをアピールしましょう。
写真館や写真スタジオで撮影すると、服装や表情のアドバイスが受けられるほか、画像データの作成や焼き増しもしてもらえるのでおすすめです。
就活証明写真のマナーを守り、良い印象を与えて内定を引き寄せましょう!
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