「就活証明写真は加工しちゃダメ」「写真の補正は必要」など、さまざまな情報が耳に入り、どうすればいいのかお困りではありませんか?

就活写真は、あなたのビジュアル情報を企業に伝える重要な手段なので、好印象を持ってもらえるよう、必要であれば補正や加工をしても問題ありません。

この記事では、就活証明写真の補正・加工について、許される範囲から具体的な加工例までをまとめています。

就活写真をきれいに撮るコツも解説しているので、ぜひ撮影の参考にしてください。

📖目次

就活証明写真の補正・加工はどこまでOK?

就活証明写真は、面接時の本人確認で使用されるため、「一目で本人と分かる写真」であれば、補正や加工をしても問題ありません。

また、「清潔感」や「爽やかさ」といった、相手に良い印象を与えるための補正であれば、積極的に行うことをおすすめします。

ただし、プリクラや画像加工アプリでできる人形のような肌補正や、目の大きさを3倍にするといった加工は就活には不向きなので、やめておきましょう。

誰が見ても不自然だと思わない仕上がりが、就活写真の適切な補正・加工の範囲です。

就活証明書写真で行う補正とは

就活証明写真で行う補正について、詳しく解説します。

補正・加工は必ずしなければならない工程ではないため、必要でなければしなくても構いませんが、好印象を与えるために有効であれば行った方がよいでしょう。

  • 身だしなみ調整
  • 肌補正
  • 顔のバランス調整

身だしなみ調整

しっかり身だしなみを整えたつもりでも、撮影中に汚れや乱れに気付くことはあります。

その場ですぐに直せるものでない場合は、撮影後にレタッチで調整しましょう。

アホ毛やおくれ毛などが出ていると、だらしない印象を持たれるため、写真をチェックして、気になる場合は修正で消した方が無難です。

また、「前髪が割れている」「スキマが気になる」といった場合にもレタッチで埋めることが可能なので安心してください。

ネクタイの角度調整や、シャツの汚れを消すなどの補正も良い印象を与えるために大切なので、必要であれば行うと良いでしょう。

肌補正

肌補正をすれば、ニキビやクマ、肌荒れなどを消せるほか、肌のトーンを変えることで、清潔感や明るさを感じる写真に仕上げることができます。

ただし、以下のような場合には加工するべきではありません。

  • 大きなほくろを消したい
  • 毛穴をすべて消したい
  • 肌の色を変えたい

ニキビや肌荒れなどの、一時的な肌トラブルであれば補正・加工で消しても構いませんが、本人か分からなくなるような加工はやめておきましょう。

顔のバランス調整

顔のバランスを少し調整する程度であれば、表情の加工も問題ありません。

ただし、やりすぎると別人になってしまうため、以下のようなパーツを微調整する程度にしておきましょう。

  • 口角の高さ
  • 眉毛の角度
  • 目の大きさの左右差

口角を上げたり眉毛の角度を揃えたりすることで、明るい印象の表情になるため、必要であれば修正してみてください。

話すときに動く部分は、面接中に見比べても違いに気付かれる可能性が低いので、目の大きさの左右差も、少しの補正であればバレることはないでしょう。

就活証明写真の補正をするメリット

就活証明写真の撮影が終わってからシャツの汚れに気付いてしまった、髪の乱れが気になる、というときに直せるのが写真補正の利点です。

また、照明の影響で髪が明るく見える場合も、補正で髪色のトーンを落とすことが可能なので、わざわざ髪を染めなくて良いというメリットもあります。

証明写真では、好印象を持ってもらうため清潔感が重要になりますが、青ひげやニキビがあると清潔さが半減してしまいます。

補正で肌トラブルを消すと、より清潔感のある証明写真に仕上がるでしょう。

撮影の日に肌トラブルが起きると気持ちが落ち込みますが、「補正でなんとかなる」と思えば、自信を持って撮影に臨めるのではないでしょうか。

ただし、やりすぎな補正・加工は、本人と写真でギャップが生じ、良い印象を与えられないため注意が必要です。

やりすぎな加工に注意

一目で本人と分からない写真になる以下のような加工は、明らかに「やりすぎ」なので、避けた方が良いでしょう。

  • 目を大きくする
  • 顔を小さくする
  • 鼻を小さくする など

「書類選考は容姿が良い方が有利」などという話を耳にすれば、コンプレックスに感じている部分を変えたいと思ってしまいますが、証明写真の大幅な加工はNGです。

仮に加工した顔写真で書類選考を通過し面接に進んでも、採用担当者には不信感を抱かれてしまうでしょう。

顔はあくまで参考資料のため、証明写真で合否が決まることはありません。

自分を良く見せることよりも「証明写真のマナーが守れているか」「好印象を与えられるか」ということを考えた、適度な補正・加工に留めることが大切です。

きれいな就活証明写真を撮るコツ

就活証明写真の補正・加工は、必要なければ無理にすることではないので、補正の必要がないように写真を撮ることも大切です。

以下、きれいな就活写真を撮るためのコツを解説します。

  • 身だしなみ
  • 姿勢・表情
  • 背景色

身だしなみ

就活証明写真の撮影では必ずスーツを着用し、中に白いシャツを合わせましょう。

服装にシワや汚れがあると、だらしないと思われてしまうため、撮影の前にしっかり確認してください。

寝癖や、おくれ毛スタイル、前髪が目にかかるようなヘアスタイルは、清潔感に欠けるといった印象を持たれるため、きちんと表情が見えるように整えましょう。

また、メイクが派手すぎたり、ノーメイクだったりした場合には、身だしなみのマナーが分かっていないと判断される可能性があるため注意が必要です。

姿勢・表情

撮影時は、背筋を伸ばしてカメラに向かって正面を向きます。

このとき、少しあごを引くと良い姿勢になりますが、引きすぎると上目遣いになってしまうので注意しましょう。

表情は、歯の見えるような笑顔は避け、「自然なほほ笑み」になるように工夫してください。

「赤い」「暑い」など、「い」で終わる言葉を言った後に下唇を閉じると、口角が上がり自然な表情になります。

目は、いつもより少しだけ大きくするつもりで開けると、自信のある良い表情になるので試してみてください。

背景色

背景色は、「白、薄いブルー(水色)、薄いグレー」の中から選ぶのが無難です。

白と薄いブルーは、「爽やか」や「清潔感」といった印象を与え、薄いグレーは「落ち着き」「冷静」などの印象を与えられるため、応募する企業に応じて選びましょう。

ただし、企業から「無地無色」との指定があった場合には、白の背景で撮影してください。

赤やオレンジといった派手な背景や、柄のある背景は就活には不適切とされるため、使用しないようにしましょう。

写真の補正はプロにお任せ

デジタル写真の加工は今や誰でもでき、専門的なソフトから無料のアプリまで、さまざまな加工ツールが人気を集めています。

しかし、写真の補正や加工は、慣れていない人が行うと不自然な仕上がりになったり、加工しているとバレてしまったりすることがあります。

写真館や写真スタジオで撮影する場合、プロのカメラマンや専門のスタッフがレタッチを担当するため、自然できれいなクオリティの高い仕上がりになります。

「レタッチ料金込み」「レタッチは別途料金」など、お店によって料金体系が異なるので、事前に確認しておきましょう。

適度な補正で好印象の就活証明写真を撮ろう

就活証明写真は、「一目で本人と分かる写真」であれば、補正や加工をしても問題ありません。

髪の乱れや、ニキビ、肌荒れといった肌トラブルは、消してしまった方が良い印象を与えられます。

ただし、あまりに本人とギャップのある加工をしてしまうと、ネガティブな印象を与えてしまう可能性があるため、適切な範囲で補正を行うことが大切です。

自身で、画像加工ソフトやアプリを用いて補正することも可能ですが、慣れない人が行うと不自然な仕上がりになる危険があるため、写真館でプロに依頼するのがおすすめです。

適度な補正で就活写真に清潔感をプラスし、企業に好印象を持ってもらいましょう。

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就活写真.com編集部

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