就活用の証明写真が必要になり、「撮影はスマホでもOKと聞いたけど実際どうなの?」と不安に思っている方もいることでしょう。
スマホを用いた証明写真の撮影には、メリットとデメリットがあるため、よく検討したうえで選ぶ必要があります。
この記事では、就活証明写真をスマホで撮影するメリットとデメリットについて解説しています。
ぜひ最後まで読んでいただき、自分に適した方法で証明写真を撮影しましょう。
目次
就活証明写真はスマホで撮っても良い?
就活証明写真は、写真館やスタジオ、スピード写真機などで撮影するのが一般的ですが、企業から「スマホ不可」との指示がなければスマホで撮影しても問題ありません。
スマホカメラの性能が良くない場合は、画質が悪くなったり証明写真全体が暗い仕上がりになってしまったりというトラブルが考えられますが、高性能カメラがついているスマホなら心配いらないでしょう。
ただし、自撮りをして体の角度が不自然になる、影が映りこむなど上手く撮れないこともあるので注意が必要です。
スマホ撮影を選ぶのには「お金を節約したい」「撮影のために出掛けるのは面倒くさい」など、さまざまな理由が考えられますが、安易に決めてしまうと何度も撮り直すような事態になりかねません。
スマホで証明写真を撮るメリットとデメリットを知って、しっかり検討したうえで選択するようにしてください。
就活写真スマホ撮影のメリット
就活証明写真をスマホで撮影する場合には、以下のような4つのメリットがあります。一つずつ詳しく見ていきましょう。
- コストがかからない
- 人目が気にならない
- 好きなときに撮影できる
- Webエントリーが簡単にできる
コストがかからない
スマホ撮影の最大のメリットは、なんといってもコストがかからない点です。
スマホを1台持っていれば撮影はタダですし、コンビニでプリントすれば最低数百円で済んでしまいます。また、自宅で撮影できるので、交通費もかかりません。
ただし、スマホ単体で撮影した写真の仕上がりに不満がある場合や、どうしても自撮りで上手く撮れないといった場合には別途スタンドやライトが必要になるケースがあり、予想以上にコストがかかることも考えられます。
人目が気にならない
スマホ撮影であれば、自宅にいながら一人で証明写真が撮れるので、人目が気になる人には向いています。
人に見られていると緊張して表情が作れない、スピード写真機に入るのも抵抗がある、という人はスマホ撮影にチャレンジしてみるとよいでしょう。
自宅での撮影は気楽ですが、だれも見ていないのでミスを指摘されることもなく「身だしなみの間違いや乱れに気付かない」といったことが起こりうるので、撮影の前にはしっかり身なりを整えてください。
好きなときに撮影できる
写真館やスタジオでの撮影には予約が必要で、決められた日時に行かなければなりませんし、スピード写真機は前後に人がいると落ち着いて撮影できない可能性があります。
その点、自宅でのスマホ撮影なら、早朝でも深夜でも自分の好きな時間にゆっくり撮影することが可能です。
また家族が在宅中の時間であれば、撮影を手伝ってもらうこともできるので、一人で苦戦せずに済むでしょう。
外に出かけるわけではないので、忘れ物をする心配もありませんし、メイクや髪型を直しながら撮影できるのも利点です。
Webエントリーが簡単にできる
Webエントリーには証明写真の画像データが必要になりますが、スマホで撮影すれば同時にデータも取得でき、そのままエントリーすることも可能です。
USBメモリやCD-Rからパソコンにデータを取り込んだり、撮影したあとにダウンロードしたりといった手間もかかりません。
ただし、証明写真用のアプリを使わずに撮影した場合は、適切なサイズになっていないことがあるので、必要に応じてリサイズする必要があります。
このとき、リサイズしたデータは必ず「jpeg」または「png」で保存してください。
就活写真スマホ撮影のデメリット
就活証明写真をスマホで撮影するのには、たくさんのメリットがある一方で、デメリットがあることも忘れてはいけません。
以下、スマホ撮影のデメリットについて解説します。
- 写真全体のクオリティが低くなる傾向がある
- 光の調節が難しい
- 体や顔の角度が難しい
写真全体のクオリティが低くなる傾向がある
スマホカメラの性能や状態によっては、画質が悪くなったり、ゴーストと呼ばれる光の玉が写り込んでしまったりすることがあります。
また、設定を変えずに内側カメラを使用すれば写真が反転し、シャツの合わせが逆になって不自然な印象になることもあるでしょう。
あなたの写真だけを見れば問題がなくても、他の応募者の写真と並ぶと明らかにクオリティが低いという事態になる可能性があることを念頭に置いておきましょう。
光の調節が難しい
スマホでの証明写真撮影は、光の調節が難しいことが大きなデメリットです。
基本的に証明写真は「無背景」でなくてはならず、たとえ影や反射した光であっても人物以外のものが写っているのは良くありません。
また、顔に影ができるような照明の当て方もNGとされるため、ライトや自然光を駆使して均一に光が当たるよう工夫する必要があるでしょう。
明るすぎても暗すぎても表情が分かりにくくなってしまうため、証明写真の撮影では光の調節が重要であることを覚えておいてください。
体や顔の角度が難しい
自撮りで最も難しいのが、顔や体の角度を正しく保つことです。
スマホを手に持った状態で撮影すると、どうしても肩が上がった体勢になり、スーツに不自然なシワも出来てしまいます。
また、証明写真は指定がない限り正面から撮影するのが一般的なので、体が斜めになったカットでは良い印象を持たれない可能性があるでしょう。
顔や体の角度を保って撮影するためには、スマホを手に持つのではなく、三脚やスマホスタンドを活用するのがおすすめです。
就活写真をスマホで撮るコツ
就活写真をスマホで撮影するときには、クオリティの低い写真にならないよう以下のコツを押さえておきましょう。
- 撮影用のライトを使う
- 三脚やスタンドを使う
- 人に撮影してもらう
- スマホの設定を確認する
- 証明写真用のアプリを使う
撮影のための機材をそろえるのはもちろん、家族や友達などに撮影してもらうのがおすすめです。
人に撮影してもらうと、自分では分からないミスや自分の良い表情にも気付くことができるので、撮影を頼める人がいる場合には、ぜひ協力してもらいましょう。
どうしても一人で撮影しなければならない場合には、内側カメラを使っても反転しないようスマホの設定を変えたり、後から反転を直したりすることを忘れないようにしてください。
証明写真用のアプリを使用すると、サイズ調整も簡単にできるのでおすすめです。
証明写真の撮影はスマホ以外がおすすめ
スマホ撮影以外の選択肢も考えられるなら、写真館やスタジオで撮影するのがよいでしょう。
スマホ撮影に比べて費用はかかりますが、身だしなみや表情についてのアドバイスが受けられるほか、データの作成や修正まですべて任せることが可能です。
自分で照明やカメラの設定をする必要がなく、身だしなみだけ整えていけば良いので気楽に撮影に臨めます。
また、ヘアメイクプランがあるスタジオならメイクや髪型までプロに仕上げてもらえるので、初めて証明写真を撮影する人でも安心です。
スマホで上手く撮影できる自信がない方は、写真館やスタジオでの撮影を検討してみてはいかがでしょうか。
就活写真は相手に与える印象が大事
就活証明写真は、企業から指定がない限り、スマホで撮影しても問題ありません。
ただし、画質が悪い、あまりにクオリティが低いといった写真では良い印象を与えられず、合否に関わる可能性があるため注意が必要です。
スマホでの証明写真撮影は「コストがかからない」「人目が気にならない」などのメリットがありますが、写真のクオリティが低くなるという難点もあります。
メリットとデメリットを十分理解したうえで、撮影方法を決めましょう。
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就活写真.com編集部
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