就職活動では、企業の面接を受ける前に履歴書やエントリーシートによる書類選考が行われます。
履歴書やエントリーシートには顔写真の貼り付けが必須であり、写真の表情1つで企業の採用担当者に与える印象は大きく変わります。
しかし、就活中には「履歴書とかエントリーシートの顔写真ってどんな表情で撮ればいいの?」と悩む方も少なくありません。
そこで今回は、就職活動における履歴書やエントリーシートの顔写真の表情について、注意点や印象を良くするコツについて詳しく紹介します。
目次
就活で使う写真は笑顔でも問題ない?
結論から言うと、就活で使う顔写真は笑顔でも問題ありません。
履歴書やエントリーシートの写真は、企業が初めて応募者である就活生の顔を認識する機会であり、見た目の印象が大きく選考に左右します。
しかし、単に見た目が良く顔が整っていれば印象が良いというわけではありません。
いかに顔が整っていても、表情1つで採用担当者に与える印象は大きく異なります。
就活で使う写真の注意点とは
就職活動で履歴書やエントリーシートを提出する際には、証明写真の使用が必要不可欠であり、いくつか注意すべき点があります。
以下のような表情での撮影は、企業にマイナスの印象を与えかねません。
- 真顔
- 笑いすぎ
真顔
履歴書やエントリーシートは企業に提出するものであり、変な写真は送れないため、真剣な表情で写真を撮るのが一般的です。
しかし、真顔すぎては、かえってマイナスな印象を与えかねません。
表情が真顔すぎると、企業の採用担当者に対して「コミュニケーションが上手くとれなさそう」「真面目すぎて考え方が一辺倒になりやすそう」といった印象を与える可能性があるからです。
そのため、真剣な顔をしつつも、真顔すぎにならないように注意しましょう。
笑いすぎ
真顔がNGなのに対して、笑いすぎもNGです。
真顔が真面目すぎるといった印象を与えるのに対して、笑いすぎの場合は「真剣に取り組まなければいけないときも不真面目そう」「就職活動に対して真剣に取り組んでいない」などの印象を与えかねません。
したがって、大口を開けて歯を見せるような笑い方は避けましょう。
就活の写真で印象を良くするコツとは
就活において写真1枚でも大きな影響を与えるため、少しでも企業に対して好印象を与えるような写真が必要です。
写真で印象を良くするには以下のような点に注意してみてください。
- 歯は見せずに口角を上げる
- 目線はカメラ目線か少し上を見る
- あごを引く
- 姿勢を正す
- 清潔感を出す
- 写真館で撮ってもらう
歯は見せずに口角を上げる
履歴書やエントリーシートの写真では、真顔すぎも笑顔すぎもNGであり、程よく真面目な顔で笑顔をしなければいけません。
写真を撮る時は歯を見せずに、口角を上げて程よく笑顔を作ってみてください。
または、1度歯を出して思いっきり笑った後に、歯を出さずに笑ってみる方法もおすすめです。
目線はカメラ目線か少し上を見る
目線が下になってしまうと、暗めな印象を与えてしまうため、カメラ目線が一般的です。
しかし、自分はカメラを見ているつもりでも、実際の写真では少し下に目線が落ちてしまっているケースも少なくありません。
そのため、写真を撮る時はカメラの少し上を見る意識を持ち、明るい印象を与えるようにしましょう。
あごを引く
写真を撮る時にあごが少しでもあがっていると、人を見下していたり、上から目線な印象を与えかねません。
履歴書やエントリーシートでは、自分の言葉でアピールができないため、印象が選考基準を大きく左右します。
写真から少しでもマイナスな印象を与えてしまうと、選考に落ちやすくなってしまうため、注意しましょう。
姿勢を正す
姿勢が悪い状態で写真を撮ってしまうと、暗くネガティブな印象を与えかねません。
写真は正面からの角度しか見れないため「多少姿勢が悪くてもバレないだろう」と考える方もいるでしょう。しかし、意外にも姿勢の良し悪しや表情は雰囲気に出てしまいます。
特に、採用担当者の中にはこれまでに何百人、何千人もの就活生を対応し、かなりの数の顔写真を見ている方もいるでしょう。
その場合、少しでも写真に違和感があるとバレてしまうため少しの油断も禁物です。
清潔感を出す
清潔感は写真からでも相手に伝わります。
特に寝ぐせやシワ、服についたごみなどが目立ってしまうと、マイナスな印象を与えかねません。
昨今では、証明写真の機器や携帯電話のカメラ性能も上がっており、わずかなごみやシワでも明確に映ってしまう可能性があります。
そのため、写真を撮る前には入念に身だしなみをチェックし、清潔感や表情の良さが伝わるようにしましょう。
写真館で撮ってもらう
携帯電話で写真を撮って履歴書を作成する就活生がいる中で、写真館に頼んで証明写真を撮ってもらう就活生もいます。
写真館のようなプロに撮ってもらうことで、写真を撮る時に印象を良くするコツや光の角度のこだわりによって、良質な写真撮影が可能です。
あらかじめ写真のサイズを指定しておくことで、加工や焼き増しをしてくれるところも多いため、費用を払うだけの価値はあるでしょう。
就活では写真1枚にもこだわって採用を獲得しよう
今回は、就活における写真について、笑顔の重要性や注意点を紹介しました。
就活では履歴書やエントリーシートに写真の貼り付けが必要不可欠であり、意外に企業の採用担当者がよく見るポイントでもあります。
企業の採用担当者が複数名の就活生で選考の合否を迷った際、写真から読み取れる印象の良さで最終判断をするケースも少なくありません。
そのため、写真のような細かい部分でも油断せずにこだわりをもつべきといえるでしょう。
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