就活写真の身だしなみに欠かせないネクタイですが、「種類が多すぎてどれを買えばいいのか分からない!」とお悩みではありませんか?

ネクタイは身だしなみのためだけでなく、相手に与える印象を変えることもできる重要なアイテムなので、慎重に選ぶ必要があります。

この記事では、就活写真に適したネクタイについて解説しています。選ぶべき色や柄について詳しくまとめているので、ぜひネクタイ選びの参考にしてみてください。

📖目次

就活写真においてネクタイは重要なアイテム

就活では、ほとんどの学生がリクルートスーツを着て写真撮影に臨むため、採用選考の担当者は同じような格好の証明写真をたくさん見ることになります。

写真上で、目に留まりやすいネクタイは色や柄によってそれぞれ違った印象を与え、自身をアピールすることもできる重要なアイテムだといえます。

ただし、奇抜なデザインのネクタイは良い印象を与えないため、ビジネスシーンでよく使用される7〜9cm幅のネクタイを着用するとよいでしょう。

就活写真で好印象を与えるネクタイの色

ネクタイは色によってさまざまな印象を与えることができます。志望する企業や業種のイメージに合わせて選びましょう。

下記のどの色でも、原色ではなく落ち着いた色味のネクタイを選ぶと失敗しにくいのでおすすめです。

  • レッド系
  • ブルー系
  • イエロー系
  • グレー系
  • グリーン系

レッド系

レッド系のネクタイは、「情熱」「アクティブ」「やる気」といったイメージを与えるため、商社や営業職などを志望する人に適しています。

原色は少し派手で好戦的な印象を与えるため、えんじ色やワインレッドといった暗めの赤を選ぶとよいでしょう。

ピンクは明るさや優しい雰囲気をアピールするのに効果的ですが、カジュアルな印象を持たれかねないため、就活では避けることをおすすめします。

ブルー系

「爽やか」「真面目」「知的」「堅実」などのイメージを与えるブルー系のネクタイは、公務員や医療、金融系を志望する方に向いている色です。

水色はフレッシュ感を与え、紺は落ち着いた印象を与えるといったように、同じブルー系でも選ぶ色によって雰囲気が変わるため、業界のイメージに合わせて選びましょう。

ブルー系の色は就活の定番カラーで、リクルートスーツとも合わせやすいのが特徴ですが、多くの学生が使用するため目立ちにくいという難点があります。

イエロー系

イエロー系のネクタイには、「親近感」「明るさ」「協調性」といった印象を与える効果があり、サービス業やアパレル業界を志望する際にぴったりの色です。

ただし、色や柄によっては派手すぎたり、カジュアルに見えたりするため、落ち着いた色合いのデザインを選ぶとよいでしょう。

コミュニケーション能力をアピールしたいときにも向いている色なので、インターンシップや面接の際に着用するのもおすすめです。

グレー系

「冷静」「落ち着き」「信頼」と、大人っぽい印象を与えられるグレー系のネクタイは、金融系、公務員、法曹業界などを志望する人に適した色といえるでしょう。

ただし、あまりシンプルすぎると消極的で大人しい印象を与えかねないため、適度に柄のあるデザインのものを選ぶのがおすすめです。

色によっては暗い印象になってしまったり、逆にシルバーがかって見えたりする色は派手な印象になるので避けましょう。

グリーン系

グリーン系のネクタイは、「安心」「穏やか」「自然体」といったイメージを与えられるため、福祉業界やサービス業を志望する際に向いています。

色によってはカジュアルな印象が強くなってしまうので、落ち着いた柄や色合いの上品なデザインのものを選びましょう。

深いグリーンはより落ち着いた印象になり、明るいグリーンは若さをアピールすることもできるので、必要に応じて適切な色を選んでください。

就活写真のネクタイにおすすめの柄

ネクタイは、色だけでなく柄にも注目して選びましょう。同じ色でも柄によって印象が大きく異なるため、就活に適した柄を選ぶことが大切です。

  • ストライプ
  • ドット
  • チェック
  • 無地

ストライプ

ストライプは、就活でも人気のある最もポピュラーなネクタイの柄で、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで幅広く使用できます。

ストライプの幅が太いネクタイはカジュアルな印象を与えるため、就活では線の幅が狭いデザインのものを選びましょう。

黒や濃紺のリクルートスーツにも合わせやすいので、柄に迷ったらストライプがおすすめです。

ドット

ドットはカジュアルな雰囲気になりがちな柄ですが、水玉の大きさや間隔を意識することで、ビジネスシーンでも問題なく着用できます。

ドットの大きさは、大きく下記の3種類に分けられています。

  • ピンドット(小)
  • ポルカドット(中)
  • コインドット(大)

就活では、ビジネスシーンで人気の高い、ピンドット柄を選ぶことをおすすめします

チェック

チェック柄のネクタイには、ギンガムチェックやグレンチェックなど、さまざまなデザインがありますが、フレッシュな印象を与える一方でカジュアル度も高くなるため注意が必要です。

チェックを選ぶ際には、使われている色の数を抑え、柄の幅が狭いものを選択することで就活に適した落ち着いた印象になるでしょう。

無地

無地のネクタイはどんなスーツにも合わせられるため、社会人になってからも活躍してくれるでしょう。

「紺」や「えんじ色」といった定番カラーは、リクルートにも問題なく合わせられます。

ただし、デザインがシンプルなため、素材によっては安っぽく見えてしまうこともあるため、無地のネクタイを選ぶ際にはなるべく上質な素材を選択しましょう

就活写真で避けるべきネクタイとは

就活写真を撮る際に、下記のようなネクタイを使用すると、「TPOを理解していない」「真面目さを感じられない」といった印象を持たれる可能性があるため避けましょう。

  • 派手な色
  • 冠婚葬祭用
  • 大きな柄
  • ナロータイ
  • カジュアルな素材

ビビッドカラー、ゴールドといった派手な色や、ペイズリーやドットなどの大きな柄のネクタイは就活に不適切です。

また、シンプルなネクタイであっても、白や黒では冠婚葬祭用に見えてしまうため、良い印象を与えられません。

また、細めのナロータイやニット素材のネクタイはおしゃれですが、カジュアルなイメージが強いため、就活写真の撮影時には着用を避けてください。

ネクタイは、相手に良いイメージを与える一方で、一歩間違えればネガティブな印象を持たれる原因になりかねません。

悪目立ちするデザインのものは避け、好印象を与えられるネクタイを選択しましょう。

撮影時の身だしなみとネクタイの結び方

就活写真の撮影時には、必ずスーツとワイシャツを着用し、ネクタイを締めましょう。ネクタイを結ぶときは、一般的に下記いずれかの方法で結びます。

  • プレーンノット:基本の結び方で、小さめの結び目でスッキリした見た目
  • ウィンザーノット:型崩れしにくく、大きな結び目が特徴
  • ハーフウィンザーノット:ウィンザーノットに比べ結び目が小さく、結び方が簡単

ウィンザーノットは結び目が大きく、エレガントな印象になるためフォーマルなシーンにふさわしい結び方です。

就活では、最もポピュラーな結び方であるプレーンノットか、フォーマルからビジネスまでさまざまなシーンに適したハーフウィンザーノットで結ぶとよいでしょう。この2つは結び方も比較的簡単なため、初めてネクタイを結ぶ方にもおすすめです。

面接は就活写真と同じネクタイでOK?

面接につけていくネクタイは、就活写真と全く同じでも、違っていても問題ありません。

ただし、企業に与えたい印象を意識して撮影用にと選んだネクタイであれば、同じネクタイか同系色のネクタイをしていきましょう。

写真とあまりに違った印象では、見比べられたときに違和感を持たれてしまう可能性があるため、証明写真と面接時は似たタイプのネクタイを着用するとよいでしょう。

就活証明写真に適したネクタイで好印象を与えよう

ネクタイは、男性の就活時の身だしなみに欠かせないアイテムであると同時に、相手に与えたい印象を演出する場合に有効な手段です。

ただし、派手な色や大きすぎる柄のネクタイは、就活には不適切と捉えられる可能性が高いため避けた方が無難です。

就活写真では、採用担当者に良い好印象を与えるネクタイを選択し、その後の面接、内定へとつなげましょう!

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就活写真.com編集部

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