就活証明写真に使用期限があると知って「いつ撮ればいいの?」「残っている写真は使えない?」と疑問に思っていませんか?
証明写真には、撮影日が記載されるわけではないため、なぜ期限が設定されているのか分からないという人もいることでしょう。
この記事では、証明写真の使用期限についてまとめています。撮影時や写真の使用上の注意点も解説しているので合わせてご覧ください。
目次
就活証明写真の使用期限
就活写真の要件には、概ね「3か月」または「6か月」以内に撮影したものを使用するように記載されています。
これは、多くの場合で、行政機関に提出するような公的証明書の基準に合わせ、期限が設定されているからです。
厳密なルールではないため、撮影日を記入する必要はなく、たとえ期限を数日過ぎたとしても使用することは可能です。
ただし、証明写真である以上、本人と分からない写真では意味がないため、期限内であっても見た目が変わっている場合には撮り直した方がよいでしょう。
また、就活以外の目的で撮影した証明写真でも期限内であれば使用することができますが、就活に適した写真ではない可能性があるため、不安な場合は新たに撮影することをおすすめします。
就活における証明写真の役割とは
就活における証明写真にはどのような役割があるのかを知って、最適な証明写真を用意しましょう。
- 本人確認のため
- 人物像をイメージするため
- マナーが守れるか判断するため
本人確認のため
就活証明写真は、エントリーシートや履歴書の人物と、面接に来た人が同一人物であるかを確認するために必要になります。
そのため、就活写真ではメガネをかけて撮影したにもかかわらず、面接にはコンタクトで行くといった「一目で本人と分からない」写真は良い印象を与えません。
体型や髪型など、見た目が大きく変わっているものは、相手に確認の手間を取らせることになり、「なぜこの写真を使用したのか」と理由を求められるケースもあります。
人物像をイメージするため
書類選考では、書類に記載された内容で人物像をイメージしなければなりません。
このとき役に立つのが、証明写真のビジュアル情報です。
「社交的な人」「誠実な印象を与える人」など、企業によって求める人材は異なるため、書類の内容と合わせて、証明写真から受ける印象を参考に通過者を決めていきます。
写真で合否が決まることはありませんが、写真と本人にギャップがありすぎると悪い印象を持たれるため、実物とかけ離れた写真にならないようメイクやレタッチに気を付けましょう。
マナーが守れるか判断するため
証明写真では、「就活のマナーが守れているか」「TPOを分かっているか」といったことも見られています。
写真のサイズや期限といった要件が守られているかも判断材料になることを意識しましょう。
たかが証明写真と思わず、選考において重要な役割を担うということを念頭に置いて撮影に臨んでください。
【就活証明写真】撮影時の注意点
就活では、証明写真を撮る際にも、しっかりと目的を持って撮影することが大切になります。
適当に撮って後悔しないよう、就活証明写真を撮る際には以下の項目に注意しながら撮影しましょう。
- 適切な時期に撮影する
- 身だしなみを整える
- 企業に与えたいイメージを意識する
適切な時期に撮影する
証明写真には使用期限があるため、あまり早い段階で準備をしても、必要な時に使えなくなってしまう可能性があります。
ただし、ギリギリになって慌ててしまうのも良くないので、書類提出に間に合う時期を選んで写真撮影をしましょう。
インターンシップの申し込みや、選考書類の提出期限は、多くの場合で開催期間の1~2か月前に設定されているので、スケジュール管理を徹底して準備してください。
身だしなみを整える
身だしなみは社会人の基本的なマナーとされ、就活写真においてもあなたのイメージを決める重要な役割を持っています。
以下のような身だしなみの乱れがないかを確認し、しっかりと整えてから撮影しましょう。
- スーツのシワや汚れ
- ネクタイが曲がっている
- 寝癖がついている
- 髪で顔が隠れている
- メイクが派手
服装や髪が乱れていると、「不潔」「だらしない」といったネガティブな印象を与えるため、書類選考で悪いイメージを持たれかねません。
また、派手なメイクも就活には適していないため、肌つやがよく見える健康的で自然なメイクを心掛けましょう。
企業に与えたいイメージを意識する
「自社で活躍してくれそう」と思ってもらうために、企業が求める人材のイメージを意識して身だしなみや表情を工夫しましょう。
男性の場合は、下の例のようにネクタイの色で印象を変えることが可能です。
- 赤:積極的、活発、リーダーシップ
- 青:爽やか、冷静、真面目
- グレー:知的、穏やか、クール など
男女ともに自然で明るい表情を意識し、面接につなげられる好印象の写真を撮影しましょう。
就活写真の使用で気を付けたいこと
就活証明写真を使うときにも、気を付けることがあります。
せっかく良い写真が撮れても、使い方で失敗してしまっては悔しい思いをすることになりかねません。
以下のことを避けながら、提出書類を作成しましょう。
- 要件に沿ったサイズの写真を提出する
- 証明写真を使いまわす
- 写真の裏に名前を書く
要件に沿ったサイズの写真を提出する
履歴書やエントリーシートに貼る就活証明写真は、一般的に「縦4cm×横3cm」の写真を使用しますが、企業から異なるサイズを指定された場合には、要件に沿った写真を提出します。
また、webエントリーには画像データが必要になりますが、こちらはpx(ピクセル)で指定されることがあるため、手持ちのデータサイズが適していない場合にはリサイズして送りましょう。
間違ったサイズで送ってしまうと、「適当」「ずさん」といった印象を与える可能性があるため気を付けてください。
証明写真を使いまわす
就活では何社も応募することがありますが、不採用で返却された履歴書の証明写真を、もったいないからと、別の履歴書に使いまわすのは絶対にやめましょう。
一度はがした写真を貼り直しても、一回目のようにきれいには貼れませんし、何より企業に良い印象を与えません。
折れたり、しわが寄ったりした写真では「本気度が感じられない」と、採用担当者に呆れられる可能性があります。
履歴書の使い回しも、同様に誠意を感じられないため、書類選考で不利になることがあります。
写真の裏に名前を書く
証明写真は、ノリやテープでしっかりと張り付けますが、万が一剥がれてしまった場合に備えて、写真の裏に名前や大学名を記入しましょう。
誰のものか分かればよいので、撮影日を記入する必要はありません。
文字が消えないよう、鉛筆やボールペンではなく、油性ペンを使って書いてください。
写真を貼る際には、スティックのりや両面テープを使うと剥がれにくくなるのでおすすめです。
初めての就活写真撮影は写真館がおすすめ
初めての就活証明写真を撮るときには、使用期限にはじまり、身だしなみや表情など、分からないことが多くて戸惑うでしょう。
最近は、スピード写真機やスマホでも画質の良い証明写真が撮れますが、写真館で撮る写真のクオリティには届きません。
写真館や写真スタジオで撮影すれば、服装や表情についてのアドバイスがもらえ、必要であればデータのリサイズにも対応してもらえるケースがあります。
就活証明写真で悩んだときには、写真館で撮影するとよいでしょう。
就活写真の有効期限を守って内定につなげよう
就活証明写真には、多くの場合で「3か月」または「6か月」以内に撮影されたものという期限が設定されていますが、厳密なルールではないため、多少期限を過ぎても問題ありません。
ただし、証明写真の一番の目的は本人確認のためなので、本人であると分からない写真は、期限内に撮影されたものであっても撮り直した方がよいでしょう。
また、色褪せたり傷がついたりした写真も「古いのでは?」と思われる可能性があるので避けてください。
撮影の際には、相手に良い印象を与えるよう、身だしなみにも注意して証明写真を撮りましょう。
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就活写真.com編集部
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