履歴書の証明写真は「白シャツのみ」で撮ってよいのでしょうか?「必ずスーツを着なければならないの?」と悩んでいる人もいることでしょう。

証明写真には適した服装があるため、企業に良い印象を与えるためにも、身だしなみに気を配る必要があります。

この記事では、「履歴書の証明写真は白シャツのみでもOK?」といった疑問に答えると共に、最適な服装の解説をしています。

証明写真の基本ルールにも触れているので、ぜひ参考にしてください。

📖目次

履歴書の証明写真は白シャツのみでもOK?

履歴書の証明写真の服装は、白シャツのみだとカジュアルな印象を持たれてしまうため、避けた方がよいでしょう。

一般的にはスーツを着用して撮影しますが、業界や勤務形態によっては「スーツ以外」と指定されることもあります。

このような場合でも、白シャツの上にジャケットやカーディガンなどを羽織っての撮影がおすすめです。

夏場は、スーツを着て撮影すると暑くて汗をかいてしまうこともありますが、「ギリギリまで上着を着ない」「空調管理されているスタジオで撮影する」などの対策をして撮影に臨んでください。

クールビズを推奨している会社に応募する場合でも、履歴書の写真は必ずスーツ着用で撮りましょう。

証明写真の適切な服装

履歴書の証明写真は、企業に良い印象を与えるよう、適した服装で撮影する必要があります。

業界や業種によって一部例外がありますが、基本的にはスーツを着て撮影してください。

証明写真に適した服装は下記の通りです。

  • スーツ
  • シャツ
  • ネクタイ
  • アクセサリー

スーツ

就活写真のスーツは、基本的に「黒」か「濃紺」で、無地のリクルートスーツを着用すれば問題ありません。

企業によってはストライプのスーツでも良いケースがありますが、多くの企業に応募する場合は、無難なリクルートスーツを選択するのが賢明です。

また、スーツのサイズが合っていないと、だらしない印象を与えたり撮影時の姿勢が悪くなってしまったりするため、体にぴったりと合ったスーツを選んでください。

撮影時にはボタンをきちんと留め、スーツのVゾーンがきれいに見えるようにしましょう。

シャツ

スーツの中に着るワイシャツは、男女共に「無地の白シャツ」を選ぶのが一般的です。

男性は、カジュアルな印象を与えるボタンダウンやクレリックシャツを避け、シンプルなレギュラーカラーのワイシャツを選びましょう。

女性のブラウスは、レギュラーカラーまたはスキッパーカラーのシャツのどちらかになりますが、以下のような違いがあるため、必要に応じて選びましょう。

  • レギュラーカラー:第一ボタンまで閉めるタイプで「真面目」「信頼」といった印象を与える。事務職や公務員におすすめ。
  • スキッパーカラー:首元が開くタイプで「アクティブ」「社交的」といった印象を与える。商社や営業職におすすめ。

ネクタイ

ネクタイは、色やかたちによって与えられる印象が異なるため、企業に与えたい印象に応じて選びましょう。

  • 赤系:やる気、情熱、アクティブ
  • 青系:清潔、フレッシュ、爽やか、冷静
  • グレー:知的、落ち着き、大人っぽさ
  • 黄色:社交的、協調性、ポジティブ など

上記どの色でも、原色は派手な印象になってしまうため、落ち着いた色合いのものを選ぶとよいでしょう。

ただし、無地の白または黒のネクタイは、冠婚葬祭用に見えるので避けてください。

また、細めのナロータイやニット素材のネクタイなどは、カジュアルな印象を持たれるため就活写真にはふさわしくありません。

アクセサリー

就活証明写真の撮影では、基本的にピアスやネックレスといったアクセサリー類は外しましょう。

例外的にアパレル系やアナウンサーなどに応募する場合は、華やかな印象を与えるためにアクセサリーが効果的ですが、華美なものは避け、シンプルで控えめなものを選んでください。

男性は、ネクタイピンを付けても良いですが、曲がっていたり、おかしな位置にあったりすると良い印象を与えられないため気をつける必要があります。

証明写真の撮影では身だしなみが重要

いくらマナーを守った服装をしていても、身だしなみが整っていなければ不適切と判断されかねません。

服装には乱れがないか、ほこりや汚れがついていないか、撮影の前に念入りにチェックしましょう。

髪型も、寝癖やおくれ毛があると「だらしない」という印象を持たれてしまう可能性があるため、清潔感を意識して整える必要があります。

メイクは自身を美しく見せるためではなく、健康的で清潔感のある人だと思われるようなメイクを心掛けてください。

身だしなみと共に重要になるのが、証明写真の基本ルールを守ることです。

社会人としてのマナー、ルールが守れる人物であるとアピールできるので、確認しておきましょう。

履歴書証明書の基本ルール

履歴書の証明写真には、いくつかのルールがありますが、守れていないと「常識に欠ける」と思われてしまう可能性があるため、不備がないように準備してください。

以下の項目について、最も基本的なルールを解説します。

  • サイズ
  • 背景色
  • 期限

サイズ

履歴書に貼る証明写真は、一般的に「縦4cm×横3cm」ですが、企業によって異なるサイズを指定されることがあるため、注意してください。

履歴書の枠に合っていないサイズの写真は良い印象を与えられないので、良く確認して用意しましょう。

Webエントリー用の写真サイズは、「cm」ではなく「px(ピクセル)」で指定されます。

必要に応じて画像データをリサイズしましょう。

写真館で撮影すると、数パターンのサイズを用意してもらえることがあるので、相談してみてください。

背景色

証明写真の背景は、企業から指定がない限り「白、薄いブルー(水色)、薄いグレー」の中から選ぶとよいでしょう。

赤や黄色といった派手な背景は、目立つことはできますが「協調性がない」といった印象を与えかねません。

また、柄のある背景も就活写真では不適切とされるため、避けた方が安心です。

ただし、グラデーションは写真を明るく見せる効果があるので、使用しても問題ありません。

企業から「無地無色」と指定された場合には、必ず「白」の背景で撮影しましょう。

期限

履歴書の証明写真の期限は、多くの場合で「3か月以内」とされていますが、企業によっては「6か月以内」と指定されるケースもあるので、要件に適した写真を使用してください。

証明写真は面接時の本人確認で使用されるため、古い写真だと一見して本人と分からない可能性があります。

期限内に撮った写真であっても、体型や髪型が大きく変わって本人と分からない場合には、新たに撮り直した方がよいでしょう。

服装が心配なら写真館で撮影するのがおすすめ

履歴書用の証明写真の撮影に、白シャツのみで臨むのはだめだと分かったものの「いまいち服装に自信が持てない」という人は、写真館で撮影することをおすすめします。

写真館では、服装や身だしなみについてのアドバイスが受けられ、ネクタイやシャツについても相談できます。

また、ヘアメイクや画像データの作成を提供している場合もあるので、初めての就活写真でも安心して撮影に臨むことができるでしょう。

中には就活用のスーツもレンタルできるケースがありますが、サイズの合っていないスーツは良い印象を与えないため、事前によく確認しておくことをおすすめします。

証明写真は白シャツだけではだめ!最適な服装で好印象を与えよう

履歴書の証明写真は、白シャツのみで撮影するのは避けましょう。

企業から「カジュアル過ぎる」といった印象を持たれる可能性があります。

「スーツ以外」と指定がある場合にも、ジャケットやカーディガンを羽織って撮影するのが無難です。

証明写真に最適な服装をしていても、身だしなみが整っていなければ良い印象は与えられません。

服のほかにも、髪、メイクなどに気を配り、清潔感のある証明写真を撮りましょう。

写真撮影に不安がある場合は、プロのアドバイスが受けられる写真館や写真スタジオで撮影する方法がおすすめです。

就活に最適な服装をして、好印象を与える証明写真を撮りましょう。

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就活写真.com編集部

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